第三部・決着編

とある者の慨嘆。その日を知って曰く。



その日。
一つの大陸が、炎に包まれて。
一人の男が狂い。
一つの組織が、全てを捨て。
一つの陰謀が、いびつに牙を剥き。

私の友達が、死んだ。



そして。慨嘆すら届かない、世界中で。
様々に。残虐に。

それぞれの物語が、決着させられる。

第一の断片「私の追憶に成り果てろ」

第二の断片「もう我々には罪悪感さえ無い」

第三の断片「我が目前にて血塗れでもがきながら死んでいったぞ。」

第四の断片「情報戦、と、言うことか。」

第五の断片「こちら、ナァデル=ブリュンスタッド!」

第六の断片「オーヴァーロード・・・」

第七の断片「・・・見つけたのだ。」

第八の断片「・・・・・・」

第九の断片「今は明日の夢の為にお前に立ちはだかる。」

第十の断片「だから言ってたんですよ。奇跡なんて無い、って。」

第十一の断片「誰も彼も、分かっていながら・・・」

第十二の断片「分かっていたのではないか?こうなることは。」

第十三の断片「・・・酷い、雨ね。」

第十四の断片「こんな所で、止まってなんていられないわっ!!!」

第十五の断片「『我々は世界征服を企む悪の秘密結社である』か。成程・・・それがこの戦いの終わりの形か。」

第十六の断片「…私、行くわ。バリスタス北洋水師中枢へ。」

第十七の断片「仕る!」

第十八の断片「…怖くないか、か」

第十九の断片「さて…絶望したかしら?」

最後の断片「・・・すまないな。皆。・・・すまない・・・」



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