サンプルキャラクター
アーキタイプPC
和藤一洋(わとうかずひろ)
種族・人間
性別・男
年齢・21
職業・探偵
体力・6
心力・5
運動・6
知識・7
閃き・13
霊力・5
能力
推理+4
格闘+1
射撃+2
回避+3
勇気+3
技・銃技
ファニング
銃把打
術・なし
装備
リボルバー拳銃
ペンダント
経験点0
位階1
記憶喪失探偵。昔から探偵を行っていて、かつ名探偵と呼ばれるレベルの存在だったはずなのだが現在はそれほどの腕前ではなく、そして十七歳より前の記憶がぼんやりとしてしまっていてよく分からない。
ぬっぺちゃんの雇い主なのだが、記憶喪失のせいで彼女が妖怪であるという事実を知らずに居る。
ぬっぺちゃん
種族・妖怪
性別・女
年齢・見た目12
職業・助手
体力・14
心力・10
運動・6
知識・0
閃き・3
霊力・9
能力
格闘+3
術+3
回避+1
捜査+2
技・なし
術・妖術
妖変
妖打
妖治
装備・なし
経験点0
位階1
「探偵」の所で働く一見十二歳くらいのおかっぱで丸顔の可愛い女の子。ロリ萌えにはたまらん感じ。
しかしその正体は妖怪ぬっぺふほふ、手足のついた肉塊(爆)
本来知性を持たずただうろうろ歩くだけのはずのぬっぺふほふにしては驚異的なまでの知性を持つが、それでもはっきり言って知能は五歳児以下。
自分の肉を食べさせて他者の傷を回復させる。
「ぬっぺふほふの助手なんてありえねぇだろ」という放言から、誕生してしまった訳わからん存在。
しかし、「ぬっぺふほふは服を着るとぬっぺらぼうに進化する、ただし服着るだけで特にそれ以外変化無し」という情報が、このキャラを爆発させた。
ぬっぺちゃん「先生先生〜、私の肉を食べて〜」
警官A「な・・・逮捕する〜!」
探偵「わああああああ!?」
ぬっぺちゃん「先生先生〜、私進化しました〜、服を着られるようになったんですよ〜」
探偵の知り合いの陰陽師「じゃあ今まで裸だったのか!?」
ぬっぺちゃんを雇ってる探偵「馬鹿、正体の時だ正体の!落ち着け!」
警官「正体?」
探偵「言ってなかったっけ?こいつ妖怪だよ。ぬっぺちゃん、ちょっと正体見せて」
ぬっぺ「は〜い」
(ぬっぺちゃん、正体のぬっぺふほふ、いや服着てるんでぬっぺらぼうの姿に)
警官「ぬ・・・ぬおおおおおおおお(泣)!」
(泣きながら走り去る警官)
特務憲兵少佐「ちょいまて、何故泣く。」
探偵「・・・ロリコン?この時代なら表記は少女性愛か。」
(そして猟奇の徒にまで変態扱いされて泣く警官)
ぬっぺちゃん「先生先生〜、私また進化しました〜、一人で電車乗れるようになったんですよ〜」
(そういって電車に乗り、しかし戻ってこないぬっぺちゃん。)
探偵「・・・ひょっとして、一人で列車に「乗れるようになった」って・・・」
(つまりまだ一人では「降りるのは無理」ということ。)
(猟奇の徒、ぬっぺちゃんをさらって生体解剖。しかし、中身肉だけハラワタ無し。しかも全然平気)
猟奇之徒「探偵〜!貴様なんで身の回りにこんな肉人形しかおいとらんのじゃ〜!」
探偵「が〜〜〜!人ん家の玄関で外聞悪いこと叫ぶな〜〜!」
ぬっぺちゃん「あ、先生〜ただいま〜」
とか、訳の分からんイベントが頭の中をよぎりまくり。
・・・最終話あたりで、もう体力無いのに妖治を使って死んでいきそうなイメージもある。
柳畑国香
種族・人間
性別・女
年齢・21
職業・学者(民俗学者・妖怪並びに伝説を専攻
体力・4
心力・8
運動・4
知識・13
閃き・7
霊力・6
能力
推理+2
捜査+2
回避+2
勇気+2
専門知識・民俗学+4
技・なし
術・なし
装備
分厚い本
(至近/+2/-1/-1/自然)
護符五枚
経験点0
位階1
民俗学者で、専門は妖怪。お茶目な性格でいい年(二十歳)して矢絣袴の女学生スタイル。ワガハイを助手にしているところからして微妙にショタ好きの気があるのかも。探偵の幼なじみで、「人間より妖怪に生まれたかった」と公言するほどの妖怪好き。妖怪や術に対して該博な知識と対策法を持つ。
そんな風に「妖怪」に憧れるにはある理由があるのだが、それを明らかにすることはない・・・
ワガハイ
種族・妖怪
性別・男
年齢・見た目14
職業・助手
体力・5
心力・8
運動・11
知識・6
閃き・6
霊力・7
能力
格闘+2
回避+4
術・妖術+3
動物操作+2
捜査+2
技・なし
術・妖術
妖打
妖武
妖知
妖隠
装備・なし
経験点0
位階1
「我が輩は化け猫である、名前はまだない。」
というセリフから思いついた、民俗学者柳畑国香の助手。ハンチングかぶってシャツと半ズボンにサスペンダーという少年探偵団スタイルの、ネコミミショタ(原作?の猫がまだ若い猫なので)しかも一人称ワガハイ(カタカナ表記)という、腐女子爆釣キャラになってしまう。名前がないので、一人称のワガハイを代行的に固有名詞として使用している。
呑気だけど知的好奇心は強い、という妙な性格。弱点は雑煮(喉につめた)と水瓶(猫だった頃溺れた)。この二つを見るとびびる。
体力だけのぬっぺちゃんとは逆に、運動はいいけど体力貧弱。妖術としては猫と会話して情報収集できるのと、爪を出しての引っ掻き。
夏目漱石先生ごめんなさい。
当麻(たいま)大介
種族・人間
性別・男
年齢・19
職業・武道家
体力・12
心力・5
運動・11
知識・3
閃き・5
霊力・6
能力
格闘+5
機会操作-1
回避+4
勇気+3
専門知識・格闘+2
技・体技
当身
白羽取り
関節極
術・なし
装備
強拳
経験点0
位階1
一応古武道の跡取りではあるが、不真面目な遊び人。彼の家の当麻流古武術は、歴史こそべらぼうに古いが古代の力比べで「負けた方」が元という、何だか情けない流派。
「この新時代にやってられっか」と遊び人を決め込むも柳畑国香に一目惚れ、彼女に近づくため奮起する。実は当麻蹴速を開祖とする彼の拳法は本来は対魔の技であり、古代の力比べで負けたのはその辺に理由があったりする。
華刹散那媛
種族・人間
性別・女
年齢・16
職業・術師(神道)
体力・5
心力・12
運動・4
知識・6
閃き・4
霊力・11
能力
術・神道+5
弓術+2
回避+2
勇気+2
専門知識・霊的事象+2
技
術・神道
言霊
神目
装備
はらい串
護符十枚
経験点0
位階1
嘘吐き巫女、の異名を持つ。千年に一度級の才能を持つ巫女であったが、しかしそれ故その言葉は常に強力な言霊となってしまい、「心から出た言葉」は全て、強制的に実現してしまう。人の心すらねじ曲げ、不条理な悲劇を巻き起こす程に。
故につねに「心ない嘘」をつき続け、本音を明らかにすることは出来ない。
昔その言霊で、大切な者を失っており、力の大半を封じた。
やたら筋肉質な宮司が彼女の務めている神社におり、彼女の背景を説明する。最初はこっちが来たのだが、諸般の事情で変更。
星夜鷹
種族・人間
性別・男
年齢・不明
職業・怪盗紳士
体力・6
心力・5
運動・11
知識・8
閃き・8
霊力・4
能力
推理+3
格闘+1
射撃+2
回避+4
捜査+2
勇気+1
技・銃技
乱射
銃把打
狙撃
術・なし
装備
トグルジョイント拳銃
経験点0
位階1
夜鷹をかたどった怪奇な仮面をつけ、鳥羽のマントを纏った怪盗。額の部分に宝石を埋め込んでいるため、ついた渾名が星夜鷹。と言われているが、実は仮面ではなく、本当に首から上が夜鷹の姿なのだ。原因は不明。
その己の醜さを哀しみ、それ故に美しい物を嫌い、しかし嫌うが故に集め封じる怪盗。
「私は、飛んでも飛んでも届かない、あの星を手に入れたかった・・・いや、星に、なりたかった・・・のかもしれない。燃えて死んでも、構わないほどに。」
ある盲目の少女を愛し、彼女に盗んだ宝を捧げるが目が見えぬ少女にはそれを見ることが出来ない。
究極の美であり夜鷹である己にはかなわない飛翔の形、そして少女の目を治療するため「不死鳥」を盗もうとする。
宮沢賢治先生、謝罪いたしますから賠償は勘弁・・・。
江戸系盗人の系譜を受け継ぐ怪盗の師匠が居る。(彼は星夜鷹に「市蔵」と名前を付けたが、星夜鷹は拒絶)
帝都を騒がす悪党達(アーキタイプ敵性NPC・とはいえ位階1のPCではまず勝てないので、有る程度のレベルを持つPCに使用のこと)
葬送現象
種族・人造人間
性別・不明
年齢・数百歳
職業・猟奇之徒
体力・13
心力・8
運動・17
知識・13
閃き・10
霊力・9
能力
推理+5
格闘+7
射撃+3
回避+5
勇気+5
捜査+6
反特性・特性
異形Lv4・怪力Lv4
飢えLv4・超速Lv2、剛体Lv2
消耗Lv1・鋭知Lv1
技・なし
術・なし
装備・なし
経験点(NPC)
位階4
数百年の時を生きる死体縫合蘇生式人造人間。人間の数十倍の身体能力を持つ。人の所行と科学を激しく憎み、人間の本性は残虐と狂気にあると断じる。
それを見せつけるため、人間の知性が生み出した科学でもって狂気と死を撒き散らす。
何百年も前から世界中で暴れ回っており、、死と破壊という「現象」の域に達した存在。・・・そんな葬送現象が、再び帝都に現れた。
破戒僧・蓮鏡
種族・人間
性別・男
年齢・46
職業・魔人
体力・12
心力・15
運動・9
知識・11
閃き・6
霊力・16
能力
格闘+8
回避+6
勇気+6
術・法術+12
専門知識・霊的事象+5
技・なし
術・法術
喝
人形遣
金剛強念闘法
白毫光線
髑髏勧請
仏法守護者召還
霊剣
後光
大悟
装備
金剛杵
経験点(NPC)
位階4
「魔人」系キャラクターの良いアイディアが無く、苦慮のすえ出現したキャラ。
煌皇を抹殺し、煌国を完全な物法国家にしよう暗躍。全人類を大悟せしめる「人類菩薩計画」のため、宇宙精神生命体へ到る道である伝説の「不死鳥」を探し求める。元従軍僧侶で、戦場に人間の無情を感じ、そしてそれを救えたはずの不死鳥の情報が開示されなかったことに逆上して戒を破った。
珍しい法術系魔人。
手塚治虫大先生、腹切りって詫びますのでたたらないで下さい。
クロワ=ヴァンデミエール公爵
種族・人間
性別・女
年齢・不明
職業・黒幕
体力・9
心力・13
運動・13
知識・13
閃き・14
霊力・7
能力
推理+6
格闘+6
射撃+3
回避+5
勇気+7
捜査+4
技・武技
峰打
刀弾き
滅多斬
奥義斬払
真空斬
超絶両断
絡めとり
締め落とし
術・なし
装備
防弾ドレス
(+9(体)、+-0)
略奪のティアラ
(+17(心)、+1)
怨嗟の鞭
(至近、+20(体心)-1、+-0、隠)
経験点(NPC)
位階4
槍の穂先のように鋭い碧眼を弓張月の弧を描く眉で縁取った、流麗な長い金髪をなびかせる美女。西陸オルレアン共和国の大使で、女公爵。そして対煌国謀略を司る黒幕。秘密結社EWN(エターナル・ホワイト・ヌーン、永遠なる白き正午)の大幹部でもあると言われる。
「吸血女公」の異名を持つ残虐苛烈な性格であり、同時に冷徹さをも併せ持つ策士。ジェイスン=バンダムなぞ彼女の前では下っ端同然である。
「紅茶が何故赤いか御存知かしら?それは現地人の血の色だからよ。たかが嗜好品のためだけに国を奪われ麻薬漬けにされて死ぬまで虐待される現地人の血の結晶。それが、この色。そしてこの香りは、彼等の葬送の香煙。」
「美しさ、というものは他者を踏みにじった上に初めて成り立つものなのよ。」
支配地の奴隷の生皮を剥がし、その血と涙でなめしたもので作り幾人もの奴隷や現地人を殺してその死魂を吸収させたという、恐るべき鞭の使い手。呪的武器で、妖怪や魔人にすらダメージを与えられる。
サンプルザコキャラデータ
ザコ賊
体力5
心力5
運動5
知識5
閃き5
霊力5
初期ポイントのみを平均に分散。
職業ポイント、才能ポイント無し。技能も無しで判定は素目で2D。
さらにザコ修正として、体力の値と心力の値はそのままだが、実質はそれぞれ二分の一、数値にした場合25づつとする。
(格闘時の攻撃基準値としての体力などはそのまま5で判定するが)
反魂人形
体力3
心力3
運動3
知識3
閃き3
霊力3
ザコ修正は無し、技能も無し。これを一度に五体召喚する。
キョウシ
体力6
心力6
運動6
知識6
閃き6
霊力6
ザコ修正は無し、技能も無し。これを一度に三体召喚する。
悪魔
体力9
心力9
運動9
知識9
閃き9
霊力9
技能、呼び出した術師と同じものを取得済みとする。一体のみの召喚。
但し魔術は使わず、その変わり妖術の妖射、妖打、妖動(飛行)を使用する。
有名人(その他NPC・設定人物)・各国別
バルトラント
アインスト=パスカー
灰髪碧眼、十八歳男性。
少年絵師で、荒廃した母国では絵の勉強が出来ず、貨物船に密航して煌国にやってきた。
絵師として大成しようと言う思いと同時に、母国を再生させたいという強い思いを持っている。
(PC達は絶対に知ることが出来ないが数十年後、後にバルトラントを魔術や奇跡、法術などの術の根元にあるそれらの共通原理とでも言うべき霊力の科学的制御に成功し、祖国バルトラントをミッドガルド第四帝国と改称し自らその総統に収まり、世界制覇のための大戦争を起こす)
ヴィエキ盟邦(旧称トルストリア大王国)
ゾルズィン=ルストフ
ヴィエキ革命委員会委員長、即ちヴィエキと全世界のその下部組織の長。ヴィエキとは国の名前であると同時に唯理主義を信じる者の政党という意味もあり、世界各地にヴィエキという組織がある。それぞれがいずれ革命により国をヴィエキ化し、いずれ全世界が一つのヴィエキとなることを目指している。
唯理主義の理論的指導者にして大魔術師でもある。架台教を排除し、科学と魔術による支配体制を確立した。
ヨシフ=ジュガジュイリ
ゾルズィンの右腕と呼ばれる男で、副委員長。
鉄の如く強固で氷のように冷徹な意志を持って、国内の革命反対派と称される人々の虐殺・収容所送りを敢行した。
レオノ=キュロスキー
元副委員長。ヨシフと違い穏健派だったが、それ故に追放された。
新天地同衆国
チャールストン=へクター
大統領。表向き国際協調を訴えるが、人種差別廃止という煌国の提案を蹴った。
ペトーリャ聖都国
パブロ=シュトラウス十二世
現架台教の律主(最高指導者)彼自身は殆ど表舞台に立つことはなく、但しその言葉で西陸各国にかなりの影響を与えることが出来る。
ピラト=ムスタング
ペトーリャの政治面での最高指導者、執政官長であると同時に、架台教を世界に布教し、異なる宗教を抹殺するための秘密機関・異端浄滅組織ガルガ・ナイツ(ガルガ=絞首架。ガルガイズムで架台教、ガルガイドでその信者)の長官。
東陸
総経岩(そう=けいがん)
東陸民主化を目指し東陸王家を打倒した祖行(そ=ぎょう)の弟子だが、皇帝になろうとする独裁者。
西陸の侵略をほっぽって東陸内部での勢力争いに没頭する。
孟大紅(もう=たいこう)
唯理主義者で、ヴィエキ東陸支部長。東陸を混乱させることにより世界の経済情勢を悪化させつつ、東陸支配と同時に世界革命を成し遂げようとする。
南陸
ペギラ=ボース
南陸の独立運動家で、煌国と手を結んで戦い、武力で独立を勝ち取ろうとする武断派。
現在は南陸から煌国情報部の助けを借り煌国へ亡命して、本格南陸カレー店神田屋で働きつつ、各地の同志や煌国軍と連絡を取っている。
マーニャ=ガンダー
南陸の独立運動家だがペギラと異なり平和的手段、非暴力不服従運動でアングル王国に抵抗する少女指導者。
半島
案純魂(アン=ジュンコン)
反煌国の活動を続ける魔人テロリスト。頑ななまでに煌国と現在の半島の状況を否定し、総てを破壊し強引に半島を昔の状態に戻そうとする守旧派。
伊完用(イ=カンヨウ)
現在半島総督府の半島現地人側の長を務める男で、元々は半島の王国の学官(試験によって民間人から選ばれた大臣)だった。
立ち遅れ経済的に崩壊寸前だった半島が自国を維持するのは不可能と悟り、民の幸せのためには西陸諸国の植民地になるよりはまだ煌国と統合されたほうがましだと判断し、統合を推し進めた。
恒星煌国
当代煌皇(とうだいこうおう)
数千年に渡り恒星煌国に存在していた皇家の現頭首。神の血を引く存在と言われ、敬われている。
通常人間には到達し得ない位階五の神道術師であり、桁外れに強力な霊的武器「三種の神器」を持つ。
先代は対東陸戦争、対トルストリア戦争で采配を振るったが、当代は今のところ大きな事件もなく力を振るったことはない。
神聖不可侵とされ、知られていることは僅かだが時々趣味と称してお忍びで街中で車飛ばしてるとも。
優仁/英斗(ゆうに/えいと)
次代の煌皇たるべき存在・当代煌皇の二人の子供。優仁が兄で十二歳、英斗が妹で十歳。
優仁は学問と植物を愛する穏やかな性格の子で、何故か何時もセーラー服を(いわゆる水兵服で、下は半ズボン)着ている。対して英闘は女の子ながら武を好み、勇敢な性格。
福徳春夏・秋冬(ふくとくしゅんか・しゅうとう)
見た目そっくりの従兄弟で、表向きはただの経済学者だがその正体はヴィエキの日本支部幹部。
幹部として活動するときはそれぞれ赤い鎧と面頬で正体を隠し、それぞれヴィエキの紋章からとって春夏は工螺大使(こうねじたいし)、秋冬は畑鍬大使(はたくわたいし)を名乗る。
岳永夢彦(たけながゆめひこ)
女性に大人気の美人画家。画壇からは余り良く思われてはいないが、庶民は皆彼の絵の美しさを理解している。
やや神経質で線の細い芸術家気質。恋人と死別し、その悩みは深い。
峰府現朋(みねふうつとも)
開国時の維新を行った志士達の最後に残った一人。政府の裏の大立者で、各界に強い影響力を持つ。
世間的な評判は悪いが、しかし煌国を他国から守ろうという思いはどの政治家よりも強い。
平井一郎(ひらいいちろう)
怪奇作家志望の青年で、猟奇を求めてあっちこっちへ取材に行く。
崇天公主(すうてんこうしゅ)
東陸王家の生き残り。一族再興のため煌国に協力し、煌国の対東陸スパイをしている。
ミセス=マオ、白蘭花、川山良子など、幾つもの偽名をもって暗躍。
睨み目の政吉(にさみめのまさきち)
開国前の武家時代からの伝統を受け継ぐ義賊。
長居季風(ながいきふう)
呑気な作家。大量の雑学(下らないことほど良く知ってる)と人脈(何故か殆どの要人と顔パスで会える)を持ち、帝都をフラフラしている。