ここは、小説などの読む媒体とは異なり、体験者自身が動的に参加する創作物・・・ゲーム類の
およびゲームに関係した作品の公開場所、である。
ＴＲＰＧとは、ようするに「数値のあるごっこ遊び」とでもいおうか、ゲーム機に頼らないＲＰＧ、といったほうが最近は通りがいいかもしれないな。
Table-talk Role Playing Game・・・テーブルの上で、話し合いで行うロールプレイングゲーム、なのだから。
ゲーム機なしでどうするのか？もちろんＣＤを黙ってみているわけではない。
一定のルール（ゲーム機に例えるなら、ソフト）のもと、ＧＭ（地球連邦軍のモビルスーツではなく、ゲームマスターの略称）
と呼ばれる審判兼進行役兼脚本家（同じく例えるならハード・・・とはかなり違う）の管理のもと各キャラクターをプレイヤーが演じることによって
行うのである。
ＴＲＰＧの特徴は、なんといってもその幅広さにある。
プログラムの制約に縛られない、無限の自由と発想の地平が有るのだ。
人間の脳とゲーム機のCPU、どっちがより融通が利くか？考えなくてもすぐ分かるであろう。
例えばこれは極端な例だが、ファンタジーな世界でダンジョンの入り口に鍵がかかっているとしよう。
コンピューターゲームでは鍵を取ってくるか、それ系の職業の人にはりがねでも使って明けてもらうより他はない。
だがＴＲＰＧならば、火薬で爆破する、横から穴を掘る、人足をやとうなど自由自在、己の思うがままにプレイできる！
そう、決められた選択肢の中から選ぶなどというこせこせした行為ではなく、全ての行動を自分で決定できる。
それすなわち！真の意味でキャラクターと一体化し、完全にその別世界の一員となって行動できるのだ！
この説明を読んで興味を抱きし者は、是非入られるがよかろう。