フリクリ

 

GAINAX、その漂着点?

まったく訳の分からない設定。
それでも物語は進んでいく。

一切ない説明。
それでも物語は進んでいく。

意味不明のタイトル。
それでも物語は進んでいく。

無茶苦茶アグレッシブなキャラと、きわめて平凡な人間との混合。
それでも、物語は進んでいく。

ハイ・クオリティと、変わった絵と、滅茶苦茶前衛的というか変わった演出。
それでも、物語は進んでいく。

変だけど、ちゃんとある戦闘。
それでも、物語は進んでいく。

全体に漂う、乾いた空気。
それでも、物語は進んでいく。

そして、結末。
宇宙海賊の王(と説明されていたが、描写はほとんどない)アトムスクは去り、自称宇宙警察の(ほんとかどうか不明)ハルハ=ラハルことハルハ
ラ=ハルコも、主人公に別れを告げ宇宙へ旅立つ(多分)。

主人公は、乾いた町に残る。

それでも。

生きていくのである。ラハルの残したギターを持ち(この作品内においてバットが「少年」、ギターが「青年あるいは思春期あるいは大人」の象
徴、隠喩とされているような気がする)、町に住む友達と一緒に、当然中学校に進学して。

 

それでも。

生きていくのである。

それで・・・いい。これで・・・いい。終わらず、終われる。

 

そう、それはGAINAXも一緒。