キャラクター作成
さて、ここではプレイヤーの作品世界内での分身となるキャラクターの作成について。
古典的秘密結社を舞台とした場合、キャラクターと呼べる存在は大体次のようになる
組織の構造模式図もかねて説明すると
首領(一人)
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幹部(複数)
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怪人(沢山)
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戦闘員(凄く沢山)
・・・と、物凄く単純だが大体こうなる。
プレイヤーキャラクターとして、首領は不適格だ。絶対権力者だし、一人だし。これはむしろGMが適任。ストーリーを進行させる点でも、それが一番やりやすかろう。(ヒーローもそう言う意味、GMの管轄。一緒にプレイする以上悪の作戦が筒抜けなのでプレイヤーをヒーローにするのは望ましくない)
戦闘員や怪人というのは・・・確かにこれもイイといえばイイ。一時期舞台で繰り広げられた「仮面ライダー 戦闘員日記(仮面ライダー2号・佐々木剛氏やドクトルG・千波丈太郎氏が出演していた)」のように戦闘員や、小説「俺の脚には鰓がある」のように怪人お主人公にした物語も多々存在し、それぞれ独特の味わいをかもし出している。
のだが。この場合むしろ状況に流される的なことがその味わいとなっているわけで、積極的ロールプレイが出来ないというのは問題がある。(つまり戦闘員も怪人も上からの命令に逆らえないし、作戦行動も自分で考えるわけではなくあくまで一平卒としての行動であるがゆえに)
そこで、幹部。幹部ならば作戦立案の形で積極的に物語の進行に関与でき、かつ直接戦闘にも参加できる。まさにプレイヤーが転倒するに相応しいベスト・ポジション。
そこで幹部をタイプわけし、それをいわゆる普通のTRPGにおける「職業」「種族」のような形で表す。
さて、そのキャラクターのタイプ別のパラメータ・数値だが、このゲームのプレイヤーキャラクター(以下PC)は、その様々な技能などを四つに収斂させ表現される。すなわち、秘密結社の幹部に必要な四つの要素、
1.科学力
2.軍事能力
3.身体能力
4.精神力
この四つ。科学力というのは要するに科学的知識、軍事能力というのは軍事的に作戦などを指揮する力、身体能力とはつまり自分の体をどれだけ上手に動かせるか。精神力は・・・そのままである。
そして、これらは幹部の種類に応じて、その数値が設定される。
幹部の種類とは、すなわち「この幹部は何が得意なのか」であり、普通のTRPGにおける「職業」のようなものである。種々様々なその手の作品を研究した結果、主に三種類に分けられる。
1・科学者タイプ
代表例・死神博士(「仮面ライダー」の秘密結社ショッカー幹部)
組織を支える様々な兵器を開発するタイプの幹部。要するにマッドサイエンティストな人で、怪人の作成、作戦に使用するアイテムの準備など執り行う。
この作品におけるパラメータは
1.科学力=4
2.軍事能力=2
3.身体能力=1
4.精神力=2
2.武官タイプ
代表例・鉄人仮面テムジン将軍(「秘密戦隊ゴレンジャー」の黒十字軍幹部)
作戦を立て、怪人や戦闘員を指揮する、いわゆる正統派の幹部である。
この作品におけるパラメータは
1.科学力=2
2.軍事能力=3
3.身体能力=2
4.精神力=2
3.ライバルタイプ
代表例・ハカイダー(「人造人間キカイダー」のダーク)
少し特殊なタイプ。幹部と言うよりは強力な怪人といったほうがよく、ヒーローとの直接戦闘に威力を発揮する。科学者や武官タイプの幹部は最初は普通の人間で、あくまで怪人製造の工程を減ることで幹部怪人(後述)になれるが、ライバルタイプだけは最初から怪人形態を持っている。
1.科学力=1
2.軍事能力=2
3.身体能力=4
4.精神力=2
そして、キャラクターを作る。
まず名前・性別・年齢・種族・容姿などのキャラクターとしての設定を作成。しかる後にタイプ別のパラメータにそれぞれ3ポイントを自由に追加し(例えば科学力に1、軍事能力に2プラスなどのように)、各キャラクターの個性とする。
特殊例・半PC「副官」システム
代表例・ファラキャット(「超新星フラッシュマン」の改造実験帝国メス)
さらに特殊なタイプ。PC幹部に付き従い、それを補佐する副官的存在。戦闘に生き残った改造人間を登用する場合と、それ専用に製作させる場合ないし上出来の怪人を徴発する場合がある。後者の場合、その回の怪人を別に作らねばならぬ故ある程度時間の余裕が必要。
怪人としての戦闘能力はそのまま、幹部としての能力はその主である幹部の各パラメータを全部足して3を引き(例・科学力2軍事力5身体能力2精神力3の幹部の場合、2+5+2+3で12,そこからをひいて9、これを再分配して例えば科学力1軍事力2身体能力2精神力3)
命令して、戦闘に参加させたり偵察を行わせたり、幹部の仕事をさせる事が出来る。
このキャラクターの演技の場合、その主たる幹部と会話するときにはGMが担当するNPCとして、それ以外の時はPCが操作・演技を行う。
判定
このTRPGにおいて、様々な行動を行うときは基本的に2D(2ダイス、六面体サイコロ二つ振る)+判定に関係有る能力(部下の指揮なら軍事、体を使うなら身体、怪人作るなら科学・・・など)で数値を出す。
そして
〜6 が「大失敗」
6〜10までが「失敗」
10〜14までが「普通」
14〜17までが「成功」
17〜が「大成功」
となる。ただこの数値はあくまで基本例で、難易度の高い判定はそれぞれ必要とされる数値が上昇、簡単な場合低下する。あとここのところ用語が少し特殊で、「普通」がいわゆる普通の成功で、「成功」はプラスαが期待できるうまくいった場合、「大成功」は更に凄い効果が追加される、となる。
そして、重要ポイント。この判定表、よく見ると境界がかぶっている。例えば判定で10を出した場合、失敗とも取れるし成功ともとれるシュレディンガーの猫状態。
ここで、精神力のポイントが出番となる。そのかぶる数値を出した場合精神力を基準に再度判定を行い、「普通」以上だった場合は上の判定、「失敗」以下だった場合は下の判定結果が適応される。なお精神力判定においてももう一度中間の値が出た場合は、精神力判定を再度行う。