第2部   決戦

第一話   怨敵

ここは地獄の最前線、パッパラ隊基地。 「恐怖の大王騒動」のときに破壊、再建され、現在はパッパラアカデミーという建物になっている。 それに伴い戦力が集中したため今ではスットン共和国最大の基地になっているのだ。
そんな基地に彼はいた。 彼の名は水島一純、しっと団が怨敵とする男である。
「ふう・・・・・・。」
水島はため息をついた。
(あれから三日三晩どんちゃん騒ぎ。 バカども(しっと団)は乱入するわ、酒を死ぬほど飲まされるわ、挙句の果てには姉さんが酔いつぶれて親父が乱入するわ・・・・・・。 私の人生、これからどうなるのだろうか・・・・・・。)
「はあ・・・・・・。」
再びため息をつく。
水島はパッパラ隊隊長、白鳥沢愛(ハゲ)に呼ばれてここにやってきたのだが、一向に現れないので途方にくれているのであった。
と、やっと隊長がやってきた。
「隊長、遅いですよ。 ・・・なにかあ・・・・・・・・・!!?」
水島は目を疑った。
そこにいたのはいつでも軍服の隊長ではなかった。 ベレー帽、ペン、漫画家の服装であった。
「おお水島!! いきなりだがワシはいよいよ少女マンガ家になるのだ!! というわけで水島!!この隊の隊長頼む!!!」
「へ・・・・・・・・・。」
「? 聞こえなかったか? ワシはこれから少女漫画家になるからパッパラ隊の隊長になれ! 以上!!!」
「・・・・・・・・・・!!!」
水島は一瞬・・・もとい30秒ほど硬直した。
「・・・隊長!! 隊長はまだそんな年じゃありませんよ!! だいいち私が隊長ってぜんぜん階級足りないじゃありませんか!!!」
「それなら手は打ってある!!!」
隊長は言った。
「おまえのアルマなんとか将軍の撃退、空母フレドリクソン撃沈、SASの援助と爆撃機メガントの撃墜、ドラグネット撃破・・・・・・(中略) ・・・・・・恐怖の軍団の撃退とその他モロモロで一気に昇進が決まった!! 水島! おまえは今日からパッパラ隊隊長・水島一純中将だ!!!」
「隊長・・・・・・一気にっていままで報告してなかったんですか?」
ぎくっ!!!
水島のツッコミに対し隊長は明らかに動揺した。
「・・・・・・細かい事は気にするな! それよりワシは少女マンガ家になるのだから今度から先生と呼ぶがいい!! じゃ!!」
・・・かくして水島はこの日隊長になったのであった。  つづく

悪の博士殿、ステキなタイトルを考えていただいて有り難うございます。 今後もヒマなとき書きますので改めてよろしくお願いします。   ちなみに今一番問題なのは今やってる某ゲームの2、(PS)まだ隠しボスが6匹残っていることです。 

この小説では実際の地名が登場します。 とりあえず熊本、北海道は登場したので一部(イーストシティ・オーサカシティなど)以外は実際の地名を使います。

第二話   失策

さてここはしっと団秘密基地。 しっと団が計画について話し合っている。
「・・・・・・ということは総統。 やはり新世紀の始まりと共に行動を起こすのですか?」
「うむ! 全兵力を率いてイーストシティを攻め、しっとランドを建国するのだ!!!」
「・・・しかし先輩。 あっちでは水島がパッパラ隊隊長になったと聞きます。 大丈夫なのですか?」
しっとマスクは答える。
「案ずるな。 そのときは例の作戦で水島を葬った後、再び攻めればよいのだ!!!。」
旧秘密基地の近くにあるこの秘密基地だがスットン軍は気づかない。 順調に物資も集まっている。 計画は今度こそ完璧、少しくらいの誤算なら無視できるほどの計画を練ってある。 が、そこから油断が生まれた。
2001年9月12日。 しっと団は計画の変更を余儀なくされる。
その報がしっと団秘密基地に入ったのは午後6時ごろ。 飯時であった。
「大変です!!! オーサカシティで物資調達をしていた隊が、共和国軍に気づかれました!! 反乱計画のこともバレたもよう!!!」
「何ぃ!!!?」
「不幸中の幸いまだこの基地の場所はバレていないようですが敵は兵力をオーサカシティに集結!!! その数8万!!!」
そのころしっと団の兵力10万はしっとマスク2号率いる隊に兵力3万を割いていて実質兵力は7万であった。
「基地の場所がバレるのももはや時間の問題!! 総統!! ご決断を!!!」
「・・・・・・・・・」(・・・・・・・・・)
しっとマスクは熟考し、そして結論を出した。
「2号に大至急戻るように連絡しろ!! 敵を迎え撃つ!!!」
「おお〜〜〜!!!」
かくしてしっと団と共和国軍はあの場所で激突することになる。かつてスットンの運命を決めたあの地で今再び天下分け目の戦いが始まろうとしていた・・・・・・・・・。 つづく

さて、決戦の地とはどこでしょう? ヒントは400年前(この小説の時で) 答えはまた明日!!!

第三話 嵐の前に

かくしてしっと団軍は西へ進軍。 それに気づいた共和国軍も東へ進撃。 9月14日夜にはその地に両軍15万が集結することになった。 その場所とは・・・・・・、関ヶ原。 かつて天下分け目の戦いが行われた地で今再び決戦の火蓋が切られようとしていた。
・・・ちなみに何故関が原かとゆーと六六六が決戦の地といえば関が原しか思い浮かばなかったという説もある。(あっよけーなことを・・・・・・。)
そして西暦2000年9月15日午前6時。 しっと団陣内。
「おそらく今日は決戦の日になるであろう!!! この戦いがしっとランド建国への第一歩となるか、しっと団の乱で終わるかはお前たちの活躍にかかっている!!! 共和国軍を、水島をぶちのめすのだ!!!」
「お言葉ですが総統・・・。」
杉野である。
「水島はいません。」
「何を言う。 ヤツは中将。いくらパッパラ隊からワシらが抜け、戦力が低下したとはいえ死神と呼ばれたヤツが、隊長のヤツが来ないわけがあるまい。」
「しかし・・・いないんですよ!どこにも!!!」
水島に一体何が!? それは今日未明にまでさかのぼる。

パッパラ隊基地
「・・・はい。・・・・・・・・・ですか・・・・・・。」
電話で話しているのは水島一純であった。相手はスットン共和国将軍である。
「・・・ということは私一人で行けばいいわけですね。」
「うむ。おまえが指揮してくれれば兵の士気も上がるはずだ。」
「しかし今から言っても間に合わないのでは?」
「手は打ってある。いまそちらにヘリが到着しているはずだ。」
水島が外に出ると、そこにはヘリがいた。
「水島隊長!早く乗り込んでください!時間ギリギリです!」
「分かった!」
水島が乗り込んで、ヘリが離陸し、基地を離れようとしたその時。
「待ってください!!!」
夜のパッパラ隊基地に声が響き渡った。 声の主は桜花である。
「私も戦います。 いっしょに連れて行ってください。」
「・・・芹沢博士が言ったじゃないか・・・。 『私はおまえを殺人ロボットにはしたくない。』 と・・・。 私も同じだ。 来てはいけない。」 
水島の答えに桜花が答える。
「いいえ!私の使命は博士を守ること。 博士が戦うのなら、そのときは私も戦います!!!」
桜花の言葉には何か力がこもっていた。 そして水島は言った。
「・・・・・・よし桜花!!行くぞ! あのバカどもをとっちめに!!! ・・・飛べるか桜花!?」
「はい!!!」
桜花はすでに10メートルほどの高さに飛び立っているヘリまで跳び、そして・・・・・・。
がくん!!!
「うわ〜!!!何だ!!?」
ヘリはいきなり高度を落とし、地面に激突!爆発炎上した。
『そうだった・・・ずっといっしょに暮らしていたから忘れていた・・・。 桜花は体重750貫だったのだ・・・・・・。』
水島一純 愛と青春の心の日記より抜粋。
「勝手に変な日記つけさせるなーーー!!!」
「はっはっはっ」
とびかげと轟天号が吹っ飛んでいったのはいうまでもない。

「というわけで行けなくなりました・・・。 すみません・・・。」 数分後、将軍に謝る水島の姿があった。
「やむおえん。 それなら万一の事態に備え、イーストシティを防衛してもらいたい。 頼むぞ。」
「はい。将軍。」
水島はしっかりと答えた。
「ところで吉岡はどうした?」
「へ?」
「あのヘリのパイロットだ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・長すぎる沈黙。
「忘れてた〜〜〜〜〜!!!!!」

これが水島がいない真相であるなどしっと団のみんなは知らない。 いよいよ決戦のときが迫っている。 そして・・・・・・。

 第四話   開戦

午前八時、戦いは始まった。 杉野率いる科学隊が敵の先陣に発砲したのだった。 これに対抗して敵も撃ち返す。 これをきっかけについに15万の大軍の戦いは始まったのだった。
双方の陣は、共和国軍が水島が指揮するはずだった軍勢。左翼がSAS江口夏海が率いる軍。 他は共和国軍の名前も出ないヤロウなのであえて語るまい。
一方しっと団の陣は前衛に杉野・海岸連合軍 右翼、左翼には中川・山賀・冨澤・北村などなどの小隊を配置。  しっとマスク本軍は中心にいる。 安藤隊は後ろを守っている。

杉野隊
「喰らえ〜〜〜!!! 臭い爆弾マキシマム!!!」
杉野隊は5年間発酵させた強力・・・というより狂力な爆弾を発射した。
「うわあああああ!!!」
押し寄せた共和国軍の足が止まった。 無論、ダメージはないが足止めさせるのは十分である。
「今だ!! 突撃!!!」
そこへ海岸隊が突撃したのである。 突撃!パッパラ隊の名がついて一度も突撃せず、いま見せる初めての勇姿!! がむしゃらに釘バットを振り回す海岸隊によって第一の陣は敗走した。
が、数で勝る共和国軍はすぐさま陣形を立て直し、第二陣が発砲する。 これによって海岸隊も退く。 まさに一進一退の攻防が続いていた。
午前10時 数で劣るしっと団は少しずつではあるが押され始めていた。 その状況を打破すべくしっとマスクの秘策その1が炸裂する。
「立ち上がれ!!しっと団!! 蜂起しろ!!!」
しっとマスクから全国のしっと団支部へ蜂起命令が下された。
そして全国各地のしっと団支部が一斉に立ち上がったのである!
敵軍がオーサカシティに居たためそこより西では立ち上がらなかったが、残りの支部だけで十分であった。
その報が入り動揺した軍をすかさずしっと団軍が襲った。 そして流れはややしっと団軍に傾いたのであった。 
そしてしっと団支部はイーストシティにも迫っていたのであった。


 
第四話   局地大戦争

とゆーわけであちらこちらで局地戦が始まったわけである。
しっと団の本拠地である富士周辺ではしっと団の別働隊が。
北海道ではしっと団蝦夷地支部が温泉ドーム跡地にひそかに作っておいた基地から参上し、交戦。
東北では最大の力を誇るしっと団宮城支部が敵を蹴散らし、快進撃を続けていた。 
そして我らが津軽支部も津軽全土を制圧。 そんなところで米軍(こめぐん)に襲われて蹴散らされるのであった・・・・・・。 さらば、ワシ・・・・・・。

そして、イーストシティにもしっと団の支部が、関東支部連合軍がイーストシティに繰り出したのであった・・・・・・。
「総統・・・。 水島がいないということはイーストシティにいる可能性が高いですよ・・・。 大丈夫なのですが?」
「安心せい。 手は打ってある。」
しっとマスクの作戦とは? ともかく戦いは今始まろうとしていたのだ・・・・・・。

イーストシティ
「・・・・・・各地からしっと団の支部が攻撃してきたという連絡が入った。 そろそろ来るぞ・・・。」
「そうですね・・・博士・・・・・・。」
水島たちはイーストシティを死守するため参上したのであった。 兵力は500。 ちなみにとびかげと轟天はパッパラ隊の守備を任せてきた。 (コンクリート漬けにして、海に沈めたとも言う。)
水島一純兵力400 桜花1(桜花一人で十分。 というか指揮はできない。) そして・・・・・・。
「メシはまだかのう・・・・・・・・・。」
寝たきり軍人亀ヶ岡鶴千代100である。 宮本などバカとはいえそれなりに実戦経験もあるやつらが欠けたので指揮官不足が深刻なのだ。
「ごはんならさっき食べたじゃありませんか・・・・・・。 ・・・まったくヨシ子さんを戦場につれてくるわけにも行かないし、困ったな・・・・・・。」
「博士・・・。 何か変な音がしませんか?」
確かに僅かに地響きのような音がする。 それこそ・・・・・・。
「うおおおおおおお!!!!」
しっと団であった。
兵力およそ1000。 水島はビルの陰に隠れ、そして、兵も隠れさせた。
しっと団は気づいていない。
「待て・・・まだだ・・・・・・。 今だ! 突撃!!!!!」
水島は待ち伏せをしたのだ。
「うえわあああああいいいい!!?」
おかしな悲鳴をあげてしっと団員がバタバタと倒れる。 
「このっ!!!」
桜花の熱線砲も火を吹く。 たちまち数十人のしっと団員が蒸発し、跡形もなく消え去る。 もちろん鶴千代は全く役に立っていない。
しっと団の隊長らしき人物が叫ぶ。
「くそおっ! こうなったら作戦だ!!!」
しっと団が水島たちを囲む。
「喰らえ!!! 漢たちの必殺技!! まだまだ夏は終わっていません!!! メンズスチーム・スクラム!!!」
しっと団の本隊でないため、威力は劣るが、それでも凄まじい熱気と臭気が水島たちを襲う!!!
「うわああああ!!!」
倒れる兵たち。
「く・・・・・・この有象無象どもめ!!!」
桜花が渾身の力を込めて発射した光線は、しっと団員たちに届く前にあえなく消え去る。
「バカめ! スクラムの中の湿度は100パーセント!! 光線技はエネルギーを奪われ無効!!! しかも温度が上がり更に苦しむこと請け合いだ!!!」
「く・・・・・・・・・。」
もはやほとんどの兵は倒れ、水島、桜花も限界である。 亀ヶ岡は老人ゆえの鈍さでまだ平気だが、役に立ってくれるはずもない。
もはや終わりかと思ったその時!!
「うぁぁぁぁ・・・ ?! 楽になった?」
熱気と臭気が引いてゆく。 ぼやけていた目が視力を取り戻すとそこには蹴散らされてほとんど全滅のしっと団と、見覚えのある顔があった。
「隊長・・・・・・!」
「おう。 水島か。 先生と呼べといっただろう。」
巨大なペンを振りかざし、隊長を吹き飛ばした隊長が話し掛けてきた。 
「何故ここに・・・・・・?」
「うむ。 2ヶ月かけた力作の少女マンガが完成したので見てもらおうと思ってな。 来てみれば襲われているのでどうしたものかと・・・・・・。」
「え・・・・・・。」
案の定、水島は少女マンガを延々と読まされたのであった。
余談だが、そのマンガこそ白鳥沢の記念すべきデビュー作に載り、そして雑誌をつぶす最初の作品になるのであった。 



第五話   大攻防戦

「失敗しただと・・・!?」
しっとマスクはイーストシティ制圧失敗の報を受けて、信じられんといった顔をしている。」
「・・・・・・メンズスチームスクラムは発動時に一列に並ばねばならない・・・。 よって防御力が非常に低い・・・。 これは問題だな・・・・・・。」
「総統! 冷静になっている場合じゃありません! おかげで敵の士気は上がっています!! 杉野・海岸隊押され気味! 宮原・萩森隊包囲される!!」
しっと団の戦闘員が状況を告げる。
ただいまの時刻は午前11時ごろ。 攻めまっくって前進した隊が包囲されているのだ。
「案ずるな。 今ごろは・・・・・・・・・。」
ひそかに迂回していた安藤隊8000がスットン軍の本陣に奇襲をかけたのはこのときだった。 もちろん兵力ではスットン軍の方が勝ってはいるが、奇襲ということもあって大いに動揺した。 さらに押され気味だった杉野・海岸隊がしっとマスク本隊の援助を受けて勢いを取り戻し、戦況は一基に逆転した。
しっと団3幹部の攻撃を受けて、スットン軍の囲みは次々に破られてゆく。 快進撃を続ける3隊だったがさすがに敵の本隊は強く、足止めを喰らってしまう。 そのスキに体勢を立て直した敵軍に再び包囲されてしまった。 奇襲した安藤隊も撤退を余儀なくされた。
「く・・・・・・・・・。 2号はまだ来ないのか!?」
しっとマスクの祈りも虚しく、しっと団は最大の危機を迎える。
敵部隊10000がおかえしにとしっと団に奇襲をかけたのだ。 安藤隊を欠いていたしっと団軍はこれによって最大の危機を迎えるのであった。        つづく




第六話   しっと団、最大の危機

手薄になったしっとマスク本陣に迫りくる迂回部隊!! はたしてしっと団に未来はあるのか!?

「くそっ!! 落ち着け!!  落ち着け!!」
しっとマスクがいくら叫んでも崩れかけた兵はなかなか立ち直れなかった。 無論、兵力はしっとマスク隊のほうが多いのだが、さっき包囲された杉野・海岸隊の援護に兵力を割いており、兵力はかなり減少していたのである。 早くも背走する兵まで現れたのである。 そこへ追い討ちのようにさらなる危機が訪れる。 
オーサカシティに留守として置いていた敵兵8000が参上し、戦線に加わったのである。
「うわあああああ!!!」
「ひいいいいい!!!」
「金くれええええええ!!!」 (注・大混乱に陥るしっと団)
勢いづいた共和国軍はほぼ全隊が攻勢に転じ、しっとマスク隊に殺到した。
杉野・海岸隊がたまらず退却し・・・、中川隊が壊滅・・・。 山賀、宮原隊もほぼ壊滅状態となり、ついにしっとマスク本陣はガラ空きになったのだ。 
「くそっ!! 撃ちまくれ! 敵を寄せ付けるな!! ・・・やむおえん・・・アレを使え!!!」
しっとマスクの秘密兵器、巨大大砲。 味方を巻き込む危険性から使われないでいたのだ。
「発射!!!」
ドオオオオオン!!!
「う、うわああああああ!!?」
あろうことか巨大大砲は暴発してしまったのである。 大砲は大破。 砲弾ははるか彼方へと消えていった。

さてここは某県リンダとジョーの結婚式会場。
「アナタハ神ヲ信ジマスカ〜?」
今まさに式の最中である。 と。
トカアアアアアアン!!!
「はいいいいいいいぃぃぃ!!???」
流れ弾が見事に炸裂し、式場は瓦礫の山に姿を変えた。 この結婚式は生涯忘れられない結婚式となるであろう。(生きてればね・・・・・・・・・。)

最強の兵器を失ったしっとマスク隊は崩れ始めた。 しっとマスクが叫ぶが止まらない。 その時。
「・・・? 攻撃の手が緩んだ?」
彼がやってきたのだ。 しっとマスク2号が・・・。
あまりにもベタベタな展開。 しかし着ちゃったモノはしょうがない。 次回しっと団の大反撃が始まるはず!!! つづく

第七話   決着

しっとマスク2号が来た事により形勢は逆転した。 単に数的な有利になっただけでなく、士気も大いに上昇した。
まず、窮地に陥っていたしっとマスク隊が敵を蹴散らし、なおも驀進を続けた。 さらに包囲されていた杉野・海岸、安藤隊が包囲網を脱出。 さらに壊滅した宮原隊の残存兵を集結させ、さきほどまで包囲していた敵軍を壊滅させた。
「先輩!!」
「2号か!!」
「すみません! サイフを忘れて探していたら遅くなってしまいました!!!」
「・・・・・・う・・・うむ・・・!! とにかく助かった! とりあえず行くぞ!!!」
しっとマスク1号2号に3幹部の兵を加えた6万の兵は一丸となって突撃した。 敵を斬り、殴り、蹴り、撃ちまくる兵に敵は次々に敗走。 
午前1時。 ついに敵の総大将は敗走した。
しっと団は勝ったのだった。

そのころ各地の支部も次々に勝利を収めつつあった。 しっと団の残してきた隊は富士山周辺を完全征圧。 核燃料再処理場を間違って攻撃し、意味もなく勝手に大混乱に陥っていた津軽支部は宮城支部の援護を受けて復活した。 宮城支部はそのまま広さゆえに苦戦していた蝦夷地支部の援護に出発。 見事に完全制圧した。 ちなみに津軽支部は津軽海峡で軍艦(たらい)が沈没し、潮に流され消えていった。
しっと団唯一の誤算は関東支部が壊滅したことである。 しっとマスクはかなわぬと見たらとりあえず退却し、イーストシティ以外を制圧しろと命令を出していたのだが、白鳥沢にボコボコにされ、残存兵力はわずか27という大敗北を喫し、制圧不能となってしまったのである。 こうしてしっと団の制圧地域はオーサカより東を制圧するものの、関東地方だけがポッカリと抜けたおかしな物となってしまったのである。

「万歳ー!!! 万歳ー!!!」
しっと団の大歓声が響いている。 もてない男たちの希望、しっと団はついにしっとランド建国へ大きく近づいたのであった。
「総統、やりましたね!! 」
「ああ。 しかしまだ敵の首都は健在だ。 ここを落とさねばしっとランドの建国はない。 おそらくまだ一戦交えるくらいの力は残っているはずだ。」
そう、これで終わりではない。 戦いはまだ続くのである。


第八話   第二回しっと団対策作戦会議(ジュースつき)

イーストシティ。 水島のおかげでなんとか無事だったこの街に、スットン共和国の将軍が集まった。 理由はもちろんしっと団である。 第二回しっと団対策作戦会議が始まったのである。 ちなみに飲み物としてジュース(Sサイズ)が配られている。

スットン陸軍元帥 (名不明)
「一体なぜ! しっと団に敗れただけでなく領土の大半を制圧されてしまったのだ!?」
陸軍大将 禿山第一師団隊長
「それは元帥殿が事故により来れなくなったパッパラ隊以外の兵全てを集めたからでしょう。」
山田防衛大臣(大臣って何だ)
「それはともかくどうやってしっと団を倒すかを考えるのが先決だ!!!」 
爆弾犯 坂田蹴男
「おれは無実だああーーー!!!」
バカ田大学教授 呆田一徳
「軍の敗因と彼が無実かどうかは全てプラズマで説明できます。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
会議に出席した将軍はことごとくしばらく・・・というより五分ほど沈黙した。 空気がいつもより重くなり、書記が酸欠で倒れたころようやく我に返ったという。
「ええい!!誰だこんなやつ出席させたのは!!!」
「それは私です。」
水島はその聞き覚えのある声を聞いて一瞬思考が停止したという。 しっかりと水島も参加していたのだ。
「あ、あなたはとびかげ先生!!」
「はっはっはっ」
いつものようにそのダルマは笑っている。 
「考えが偏らないように素人を入れるのも重要!! 以前にも教えたとおもいましたが・・・・・・。」
「しかし・・・われわれだけでも・・・。」
「まあまあ。 そこにいる水島君が何か意見があると言っていますよ。
「え・・・。」
みなの視線が水島に注がれる。 こうなると発表しないわけにはいかなかった。 
「私が思うに、しっと団からは正面から衝突してもかなわないでしょう。 わが軍にはなんとか一戦交えるくらいの兵力はありますが、それでも拠点に立てこもって戦うのが関の山・・・。だから待ち伏せというのはどうでしょうか。」
「プラズマです!!!」
呆田教授がやかましいのだが気にしている場合ではない。
「しかし・・・待ち伏せといっても彼らがいつ繰り出してくるかは全く分からない。 かといっていつまでも待ち伏せしていたら気づかれる・・・。 そうなったら数で劣るわれわれに勝ち目はありませんぞ。」
「大丈夫です。やつらが来る日は分かっています。」
水島は絶対的な自信を持って答えた。



「なるほど・・・。 それでは水島君に任せてみようじゃないか。」
「うむ。」
「俺はただのサッカー部だああああぁぁぁ!!!!」
こうして水島の作戦が使われることになったのである。 ちなみにサッカー男は再び獄中に連れ戻された。 

第九話  イーストシティ制圧作戦失敗す

富士のすそ野 しっと団秘密基地。
しっとマスクがいつものように叫んでいる。
「いいか!! 今日こそイーストシティを制圧し!!! 我らの極楽浄土しっとランドを建国するのだあ!!!!!」
「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
それに答えしっと団員たちも大声でいっせいに叫ぶ。
「そもそも我らの目的とは・・・」
(以下30分ほどしっとマスクズと幹部たちの演説。 団員はまじめに聞いてはいるがやかましいので略。)
「というわけで!! 突撃!!!」
「わあああああああああああ!!!!」
・・・走ってイーストまで行くつもりかい・・・・・・。
が、4キロほど走ったあたりで、しっと団は危機に見舞われる。
「うわああああぁぁぁ!!?」
待ち伏せしていた共和国軍がしっと団に奇襲をかけたのだ。
「何故、出撃の日が・・・今日だと・・・・・・。」
そのためには時間を遡らなくてはならない。

「やつらが攻めてくる日は12月24日!! この日しかありません! やつらは以前にも『ハルマゲドン』とかいってイーストシティに繰り出してきました。 この日意外に考えられません。」
そう、今日は12月24日。 水島の予想は当ったのである。

「くそ!! 退けぇ!!!」
しっとマスクズが叫び、兵は退却を始める。 しかし共和国軍もこの機を簡単に逃すはずがない。 強烈な追撃を始める。
「左翼が集中攻撃されています!!!」
しっとマスクに次々報が入る。
「宮原隊、壊滅!!!」
「何ぃ! 宮原がぁ!?」
「北村隊! 敗走!!」
「くそぉ! 北村もか!!」
「中川隊、撃破!!!」
「・・・・・・中川まで・・・。」
「綱布巾・ハギワラ隊、壊滅! ハギワラ負傷!!!」
「すぐ宮原・北村・中川隊の救援に向かえ!!」
・・・綱布巾は・・・・・・? ってよく考えたら当然だね♪(酷い・・・。)
「しかし・・・あの3隊が壊滅したとなると・・・・・・(すでに綱布巾は忘れられている。)左翼には誰が残っている!?」
しっとマスク2号が布陣を見、・・・青ざめながら答える。
「木下隊・藤谷隊・しっとゴキブリ隊です・・・・・・。」
絶望か・・・・・・。
その時そこにいた誰もがそう思ったという。
が、ドーブツ3隊は意外な粘りを見せ、しっと団員たちは安全に退却できたのである。 木下くんが藤谷くんに噛み付いた以外は大きなトラブルもなく、見事にしんがりの勤めを果たしたのであった。 このとき目ざましい働きをしたゴキブリ隊隊長ゴキオン中佐は、後に人間とゴキブリの和平のために奔走することになる。
だがそれは関係ない!!!
とにかく基地に戻ってしまえばしっと団のモノである。 数々の兵器を駆使してついに共和国軍を退けることができたのであった。

ちなみにこの戦いの流れ弾が、ジョー・樋口の眉間に命中したが、これも関係ない。

第十話   その後の話

何とか共和国軍を撃退したしっと団であったが、損害は甚大だった。 せっかく制圧した地のほとんどを取り戻された。 本拠地である富士のすそ野周辺がかろうじて残っている。
が、しっと団はまだ希望を棄ててはいなかった。 本来すでに完成しているはずだったが、未完だった新兵器が完成しようとしていたからである。
さらに、各支部の団員たちも、続々と集結しつつあった。 これにより、しっと団は準備さえ整えばいつでも打って出れる体制になったのだった。

時に西暦2001年 1月であった。

-しっと団秘密基地-
「これより、出撃するのはいつかを決めよう大会議を執り行う!!!」
しっとマスクが宣言し、会議が始まった。 
「出撃は2月14日で依存はないか!!?」
「なし!!!」
「よし!! 会議終了!!!」
会議が終わった。 短い・・・短すぎますよ・・・・・・。 というかこれは会議だったのだろうか?   
かくして出撃の日も決まり、三度目の戦いが幕を開けようとしていた。 スットン共和国としっと団の運命をかけた戦いが・・・。

第二部・完

予告!!!

「両軍激突!! ついに始まる戦い! 果たしてこの国の運命は!? そしてこの戦いが、世界の運命をも変える!!?
その戦いのあまりの激しさに、おもわず階段を右足から降りてしまうケメ子!! 宇宙の運命は!!? そもそも運命とは何ぞや!!?  第三部   群雄割拠編を待て!!!」
声・ポチョムキン


他の頂き物を堪能する