・タイトル

リレーションシップ・プリキュア!

・概要

テーマは「友情や家族の仲を含む人間関係。正しい関係と間違った関係の中、正しい関係を選ぶということ」
登場プリキュアは総勢4人、これはハートキャッチやフレッシュに近い編成に見えるが、ハートキャッチが「二人+追加一人+追加一人」で、フレッシュが「三人+追加一人」なのに対し「二人+先代二人」という「ダブルコンビ」制になっている。
ダンスや花等女の子の好きな要素を織り込むのが例年のスタイルであるが、本作では各キャラクターの趣味等にそういった要素はあるが、統一的なモチーフとしてのそれは無い。
(というか作者が用意できなかった。女の子の好むものって言われても・・・ここらへん改善できたほうがいいんであろうが何か案ないであろうか)
テーマは人間関係ではあるが友情の裏返しとしての仲間はずれからくるいじめ問題や、家族の関係の問題、家庭内暴力などハードな面をもテーマにすえていく。
また、全体的に従来の路線や原点回帰的なコンビ制度を復活させつつも微妙にそこから外したラインを意図的に撮ることで複雑性をストーリーに付与しようとする予定。

・ストーリー

複数の「世界」が隣接し、互いに関係を持って全体としての「大世界」。
その「世界」と「世界」の間の、世界の中での世界を構成する者達の結びつきを破壊する事で、大世界を崩壊させ全ての世界を崩壊滅亡という悪しき結末に統一しようとする悪しき一族「万物大統一族」があった。
既に幾つかの世界の結びつきを破壊した彼ら万物大統一族が、遂に地球に迫る。
諸世界の結びつきの中で中心に近い位置関係でありながら、他の世界の存在を幻想としてしか知らず結びつきの力に乏しい地球世界が破壊されてしまえば、連鎖反応で全ての世界が崩壊してしまう。
それを防ぐ為に地球へと飛ぶ精霊たち。異世界の幻想と結びつきが薄い地球を守るための特別な存在であるプリキュアを見出すために。
しかし、かつても何度も諸世界を守るための運命の戦いが繰り広げられた地球において、それゆえの様々な難問苦戦が待ち構えて居る事を、このときはまだ精霊達も精霊に選ばれる少女達も知らなかったのである。

・登場人物

<精霊>
従来作品で言うところの妖精に相当する存在。
それぞれ、炎や水など象徴として司る要素を持つ為、妖精というよりは精霊と呼んだほうがいいということでこの名称になった。
複数の世界の中のいくつかにある、それぞれの精霊王国に、近いタイプの属性の精霊達が集まって暮らしている。
精霊王国は複数あるため、別々の精霊王国の精霊だと互いのことを良く知らなかったりもする。
(個別の精霊王国はそれぞれ「○○精霊王国」と呼称される。自然精霊王国とか、品物精霊王国とか。)
例年よりやや精霊の精神年齢が高めかもしれない。これは、精霊とプリキュアが対等な存在として、時に意気投合し時に意見対立するという関係を意図しているためである。


<ワック>
名前の由来は心が「わくわく」する、から。
心の精霊で、相楽みことのパートナー。性別的には男性人格。
他の精霊王国には当てはまらないがとても重要な要素を司る精霊が住む根源精霊王国の出身で、世界の危機に対応するためにトッキと一緒に地球を訪れた。
外見は2頭身の超SDなユニコーン、なんだが、SD過ぎて子犬かなんかに見えてしまう。
生真面目・熱心誠実な性格で、子犬扱いされるといちいち「ユニコーン!」と訂正する。
変身アイテムであるキズナフォンに変身することでプリキュアを変身させる。
世界を救わねばというところに熱心なのだが、それゆえに空回りして壮絶にずっこけるギャグな立ち居地になってしまうことがしばしば。
トッキとは幼馴染なのだけど、なんかトッキ相手には素直になれないで意地を張ってしまうことがある思春期的なところがある。
相楽みこととは、敬して祭り上げられ勝ちなみことを孤独から救う立ち居地なんだけど、本人が若干ずっこけてるのでみことに助けてもらっていることも多い関係。


<トッキ>
名前の由来は心臓が「どきどき」する、から。
生命の精霊で、喜界島いのりのパートナー。性別的には女性人格。
他の精霊王国には当てはまらないがとても重要な要素を司る精霊が住む根源精霊王国の出身で、世界の危機に対応するためにワックと一緒に地球を訪れた。
外見は2頭身の超SDなペガサス、なんだが、SD過ぎて子猫かなんかに見えてしまう。
天然元気・天真爛漫な性格で、子犬扱いされてもむしろはしゃぐタイプ。
変身アイテムであるキズナフォンに変身することでプリキュアを変身させる。
普段は子供っぽくてあんまし頼りにならないんだけど、いざというときに意外と鋭く賢い発言をして皆を助ける。
ワックとは幼馴染なのだが、ワックの事を自分の兄かなんかのように思っている節があり、信頼しているんだがダメなところもあるというところを生暖かく見守っている。
喜界島いのりとは、色々な人間関係の中で複雑な思いを溜め込む事の多いいのりを癒す側に回ることが多いが、子供っぽい自分にはない要素をいのりから得て成長する事もある関係。


<メサス>
名前の由来は理想を「目指す」から。
理想の精霊で、哀原ねがいのパートナー。性別的には男性人格の筈なんだがちょっと女の子っぽい感じもする。
考え方や理念や哲学に関係する要素の精霊が住む思考精霊王国の出身で、先年の別の世界の危機に対応するために地球を訪れていた。
外見は2頭身の超SDなグリフォン、なんだが、SD過ぎて子猫かなんかに見えてしまう。
優等生・委員長な性格で、が、外見なんてどうでもいいんですっ、といいつつも結構気にしちゃうタイプ。
変身アイテムであるキズナフォンに変身することでプリキュアを変身させる。
大抵の事はそつなくこなす優秀な子だが意外と脆いところがある。
そのためパートナーであるねがいを救えなかった事にショックを受け、キズナフォン状態で故障したようになって機能を停止していた(詳細後述)。
タタスとはまさに委員長と女番長そのものだが、喧嘩するほど仲がいいって感じの関係だった。
哀原ねがいとは、聖女めいた純潔さを持つねがいに対してあれこれ気遣う仲であり、自己犠牲的な彼女をむしろ抑制する立場だった。


<タタス>
名前の由来は行いを「正す」から。
正義の精霊で、鬼怒川きよらのパートナー。性別的には女性人格のはずなんだがかなりの男勝り。
考え方や理念や哲学に関係する要素の精霊が住む思考精霊王国の出身で、先年の別の世界の危機に対応するために地球を訪れていた。
外見は2頭身の超SDなドラゴン、なんだが、SD過ぎて子猫かなんかに見えてしまう。
不良娘・女番長な性格で、子猫と馬鹿にすると噛み付いてくるくらいだが、噛み付いた後であまり強く噛み過ぎなかったか、痛くないか怪我酷くないかなんだかんだいって心配するタイプ。
変身アイテムであるキズナフォンに変身することでプリキュアを変身させる。
普段はあまり積極的に活動しないがいざ動くとなると精霊の中でも特に強い力を発揮するが、情が深い故に時として情に準じて無茶をしてしまう。
そのため、相棒であるねがいを失ったきよらの怒りに共感し、共に世界を滅ぼすための戦いに身を投じてしまった(詳細後述)。
メサスとはまさに委員長と女番長そのものだが、喧嘩するほど仲がいいって感じの関係だった。
鬼怒川きよらとは、正義漢だった昔のきよらとは不良っぽさのところでちょっともめることがあったけれども胸に秘めた熱い思いは同じのため一緒に頑張っていた。
現在は昔より荒んだきよらと逆にかえって相性がよくなってしまっているのだが、タタスも結局内心いい奴なんで、その状態に何処か不安を感じている。


<プリキュア>
本作でのプリキュアは「精霊と結びつきその力を得た少女」、結びつきの力によって、世界と世界、そして世界の中の絆を守り、そして世界を守る存在である。
万物大統一族と戦うための、根源精霊王国由来のプリキュアであるコンビ二人と、先年起こった別の世界の危機と戦うために存在した思考精霊王国由来のプリキュアである別のコンビ二人が存在するという、一作品において別系統のプリキュアが2種存在するという珍しい事態になっている。


<相楽みこと/キュアマインド>
「心」を象徴としその力を持つプリキュア。同時に感情における喜怒哀楽の「楽」を影の第二象徴とする。
中学二年生・14歳。名家の令嬢で前髪を綺麗に切りそろえた黒髪のストレートロングがトレードマークな和風美少女。
日本舞踊を習っていて、そのためか私生活でも和服を愛用している。物腰穏やかな学業成績優秀ということで、周囲からはお姫様のように扱われ特別視されている。
・・・ただ、そのために取り巻き的・社交関係的な友人は沢山居るものの、心の底まで見せ合える「親友」が居ない事に一抹の寂しさを抱いている。
というのも、外面はいかにも穏やかなのに内面は実は相当活発で気の強いところがあり、普段は周囲が求めてくる自分を演じている向きが強いところもあるのだ。
学校ではそこまで体育では目立った活躍はしない(優雅な程度に抑えている)ものの実は体を動かすことが大好きで日本舞踊以外にも幾つもしている習い事で一番好きなのも護身術の格闘技、古流武術!
他にも本当は派手で騒々しい音楽や若者らしいおしゃれにも興味があり、優等生の仮面を外して悪い子になって大騒ぎしたいという一面を持っているのだ。
というか時々変装して行方をくらまし、そういった要求を思いっきり発散して(武術の大会で暴れたり、派手な格好に変装してよそで遊んだり)たりもする。
家族からはそんなところがあるのを「困った娘」だと思われていて家族仲がちょっとよろしくない。その為、家族には思われている相棒のいのりを羨ましく思っている。
こんな子なので、普通のプリキュアだと5やフレッシュみたいな戦隊的編成な場合を除くと(いや、そういうチームでも若干その傾向が見られることもあるのだが)「短髪・つり目・気が強くて活発」と「長髪・たれ目・おしとやかで穏やか」という形になることが多いのだが、そのパターンと見せかけて実質は違うという変則的な存在になっている。
なので、黒髪ロングのせいで一見するとおとなしそうに見えるけど、実は顔だけ良く見てみるといわゆる歴代の活発型ヒロインに近い、ややツンとした目つきをしている(普段は目を細めてそれをごまかしている)
変身せりふは「楽しみで心を癒し守る者!キュアマインド!」
変身後の姿は普段のイメージと隠していた本音が入り混じったような感じで、黒髪の色が青に変化しコスチュームのメインカラーは情熱的な赤。
コスチュームデザインはプリキュアとしては珍しい和服ベースなのだが、フリルがたっぷりついてるところはプリキュア的で、その上で裾を大きく切り詰めてミニ和服にして更に上下セパレートにして露出度を上げた、結構大胆でちょい悪娘なコスチュームになっている。
本来守りと癒しに特化した能力なので戦闘能力は低いはずなのだが、当人が護身術である古流武術をかなりの腕前で鍛えそこに日本舞踊の足運びを混ぜた独特のアクションテクニックを持っているため、特殊能力で防御と回復を行いつつ身体能力でブン殴るという、攻防一体の隙の無い戦士になってしまった。
(自己回復の魔法をかけながら格闘をしたり防御魔法を手足に掛けて固めた手足で殴ったりと、格闘の能力自体も底上げされている)
先述の家族関係に関する話も含めて、自分とは正反対の喜界島いのりに、惹かれるところも羨ましいところも、理解しづらいところも苦手なところも持っている複雑な友情関係を構築していく。
ちなみに必殺技を打つときは初期世代のプリキュアのように二人が一緒になっている必要がある。


<喜界島いのり/キュアライフ>
「命」を象徴としその力を持つプリキュア。同時に感情における喜怒哀楽の「喜」を影の第二象徴とする。
中学二年生・14歳。ごく普通の一般家庭に育った少女で、今風の茶髪のショートヘアでそこそこ可愛らしいが親しみやすいレベル。
能力的にも平凡至極で、学校の成績はごく普通。ただ、兄弟姉妹も含め家族仲は非常に良いのが特徴といえば特徴か。
学校でも沢山の友達が居るのだが、実はその友情には多少の問題があり、いのり本人もそれを自覚して少し悩んでいる。
それは、いのりが「相手に合わせる」事で友情を維持している事。外見は今風少女で、友達もそんな子が多く、芸能の話題や化粧の話題等をよくするのだが。
本当は見かけによらず、というか見かけも今風に意識してあわせた結果で。本当のいのりはとても純朴古風な所があり、アイドルにきゃーきゃーいったり化粧に凝ったりするより、料理や裁縫をしたり植物の面倒を見たりする事が好きで、最新の音楽よりは伝統音楽に惹かれたりする、そんな子なのだ。
まあ料理や裁縫も好きではあるから上手ではあるけれど天才的にうまいってわけではなかったりはするのだが、ある意味多少変わってはいるが「能力的には歴代で一番一般人に近いプリキュア」という立ち居地か。
そんな風に内心色々悩みを抱えてはいるのだけど、優しい家族に育てられた性根の良い娘なので、世界の危機を救うためプリキュアになることを承知する。
こんな子なので、普通のプリキュアだと5やフレッシュみたいな戦隊的編成な場合を除くと(いや、そういうチームでも若干その傾向が見られることもあるのだが)「短髪・つり目・気が強くて活発」と「長髪・たれ目・おしとやかで穏やか」という形になることが多いのだが、そのパターンと見せかけて実質は違うという変則的な存在になっている。
なので、茶髪ショートのせいで一見すると活発そうに見えるけど、実は顔だけ良く見てみるといわゆる歴代の大人しい型ヒロインに近い、やや垂れ目っぽい顔立ちをしている(普段は笑顔を作ったりしてそれをごまかしている)
変身せりふは「生きる喜びで命を守る者!キュアライフ!」
変身後の姿はやや薄めの黄色と桃色のツートンカラーが基本色になっているのが特徴で、髪も部分部分でこの二色に別れ、コスチュームも二色が使われたものになっている。
コスチュームのデザイン自体は正統派なものだが、根の性格が意外と純情な恥ずかしがり屋なので、最初の変身のときは相当恥ずかしがってしまったり、スカートの丈を伸ばしたりして露出度を下げようとしたりしている。
能力的には相方が防御・治癒系なので攻撃に特化しており、打撃戦でも魔法攻撃でも高い能力を持っているのだが、いのり自身の能力がそこまで高くないため、折角の高攻撃力も外してしまいがち。
パワーが半端ないんで発射するだけで反動で吹っ飛ぶレベルなのだ。なので、普段は制御できるレベルまでパワーを落としている。
劇中で成長していくタイプの主人公キャラで、最初から強いが人格的問題点を(いのりも交友関係等で抱えているが、それは共に、なので)いささか有するみことを支えて、二人で問題を乗り越えていく中で問題解決に特に強く動いていくタイプ。


<哀原ねがい/キュアイデア>
「理想」を象徴としその力を持つプリキュア。同時に感情における喜怒哀楽の「哀」を影の第二象徴とする。
中学三年生15歳、但し休学中。みこと・いのりのコンビの一年前に、別の「世界の危機」からこの世界を救ったプリキュアコンビの一人。
柔らかな短髪と穏やかな表情が、尼僧を思わせる印象を与える清らかで心優しい少女。その人格は兎に角善良で、他者に対しても善行を積みまた不正を見ては見逃さず優しく穏やかな態度のままたしなめ、行動を正そうとする。
その為交友関係においては、友人も沢山居るが彼女を嫌う人間も多い、という形。尚、家族が居ない孤児で、施設育ちという重い過去を持つ。
変身せりふは「涙を止める理想の戦士!キュアイデア!」
変身後は髪色が緑に変化し、シスター服や法衣を思わせるデザインの(そこにプリキュア風のフリル等の飾りをつけた)紫を基調色としたコスチュームを纏う。
戦闘スタイルとしては魔法のエネルギーを「固めて」様々なアイテムを作り出すというもの。武器戦闘タイプに近い感じだが、武器以外の色々なものをも作り出すことが出来るので、実質機転と知恵による応用も利く便利型。
見事「世界の危機」を解決し、世界を救った・・・のだが。
彼女らが世界を救ったと知らぬ、仲の悪いクラスメート達からいじめを受けるようになってしまい。加えてパートナーであるきよら以外の友達がいまいち頼りがいの無い奴らで、ろくな助けにならず。
孤立したねがいはどんどん精神的に追い詰められていき・・・。ある日、いじめをする生徒から走って逃れようとした弾みに校舎の窓から転落。その負傷が元で、失った意識が回復しない状態で現在入院中。
世界を救った優しいねがいが、その世界の中の存在である心の腐った悪いクラスメートに貶められ死にそうになった・・・
その事実は彼女の相棒である鬼怒川きよらに凄まじい影響を与えることになる。
(パートナーのきよらとあわせて、本作の問題設定のキー。というか、放送は無理かもしれないな設定であるな)

<鬼怒川きよら/キュアジャスティス(キュアストレングス)>
「正義」を象徴としその力を持つプリキュア。同時に感情における喜怒哀楽の「怒」を影の第二象徴とする。
中学三年生15歳。みこと・いのりのコンビの一年前に、別の「世界の危機」からこの世界を救ったプリキュアコンビの一人。
ぼさぼさっとした感じの赤茶色の長髪と、鋭い眼光を持つ凛々しい美貌だがちょっと猛々しい印象もある少女。
性格は契約した精霊のタタスと良く似たスケバン気質だが、正義の精霊と契約するだけあってとても正義感が強い。ただ素直になれない性格で、そのせいか時々重度のツンデレめいた言動をとる。
名前紹介欄に二つの名前(キュアジャスティスとキュアストレングス)があることから分かるように、二つの変身後の姿を持つ。
変身せりふは本来は「義憤で裁く正義の戦士!キュアジャスティス!」で、キュアストレングス時は「怒りで叩く断罪の鉄槌!キュアストレングス!」。
本来は、とあるように本来の姿はキュアジャスティス。変身後に髪が黒くなり、白黒ツートンカラーの詰襟学生服風の男装に近い、プリキュアとしては珍しいコスチュームに身を包む。
フリルの代わりに天使の羽を象った飾りがつくのが特徴。コスチューム自体の白黒比率が五分五分なところに白い羽飾りがつくので、全体としてはやや白のほうが大目、というカラーリングになるわけだ。
これがキュアストレングスのほうになると、天使の羽が悪魔の蝙蝠羽に変化するため、全体の色比が黒のほうが多くなる。
世界を救ったにも関わらず、相棒である相原ねがいがいじめられ、結果意識不明と鳴ったことに大激怒。
契約精霊のタタスと共に「万物大統一族」と手を組み世界を滅ぼそうとするダーク・プリキュアとなった。
歴代に何人かいたダークプリキュアは皆「プリキュアを模して作られた人工生命や魔物の類」であったのに対し、彼女は「元人間で正義のプリキュアだったものがダーク化した」という稀有な存在。
ファイトスタイルはプロレスめいた素手格闘戦。だが、「他人と手をつなぐ」事を「絆の象徴」として特別な意識を持っていた為、ダークかした時に「もはや薄汚れた人間などとは手をつなぐものか」と決意。
その為、よっぽど追い詰められない限り、手は使わず殆どポケットに突っ込んだまま、という異形のファイトスタイルをとる。
つまり、蹴り技と、ショルダータックル、頭突き、あと掌をポケットから出しはするが手そのものは使わないでの肘撃ちが主な攻撃手段というわけだが。
怒りで座った目つきでハンドポケット状態のままつかつかと歩み寄って前蹴りを見舞うビジュアルイメージはやくざ者めいて怖い。
ついでに強い。何しろ一年戦い抜いた先輩プリキュアなので、主人公チームが最初は相手にならんほど兎に角強い。
更に「手を使わないのは弱点かなんかなのか」と思ってたら、単に使いたくないから使わないというだけなので、手を使わざるを得ない状況まで追い詰められると「手を使わされたことに対する怒り」で更にパワーアップして手を封じている状態では使ってこなかった投げ技や関節技まで使ってくるのでパワーアップするという始末に終えない強さの持ち主。
主人公コンビに対しては、愚かな人間を守ることの意味の無さを何も考えぬ馬鹿な新米プリキュアと言ってはいるものの、存外情が残っているせいか、正義の味方をやめてこっちにつけ、と説得したりもする。
地球を守る正義には絶望したものの義侠心が残っているせいか、基本的に仲の悪い「万物大統一族」の仲にあっても、一般怪物を守って撤退させたり、ウィーモトン(後述)を庇って守って慈しんだりと、人間を忌み嫌っても何処か絆を求める事を捨てきれずに居る。
尚、普段は主人公コンビと同じ学校に通っており、プリキュアの力を一般人相手に容赦なくふるってぼこぼこにぶっちめた元いじめっ子どもを下僕としてこき使いクラスに君臨している。


<他、ゲスト登場人物、主人公達の友人、他多数>

流石にここらへんはいちいち書いていられぬので未掲載。
各話において登場する。
ただ、ここにとんでもない伏線が一個仕込んであり、最終回においてどえらいイベントを起こす予定。
(以下に背景同色で情報を記載)
最終回で、友達全員がプリキュアに変身、まさかの百人プリキュア大軍団!?応援して、じゃなく、直接戦う事でより強い絆と、テレビの前の子らにも戦う勇気を持ってほしいという意図を込める。

<敵組織>
「万物大統一族」
大世界を崩壊させようとする意思であり、悪しき精霊のような存在。
正確には世界の根源を司る「物理精霊王国」の、物理法則を司る強力な精霊たちが、他者との関係性で傷ついたり倦んだり悩んだり絶望したりしたりした様々な心を取り込んで汚染突然変異したもの。
汚染を伝染させることで増える「種族」であり、擬似的な「家族」としての体裁をとっている。
だが、そもそも関係性を否定する存在である為に形ばかり家族であっても、相互の中は相当に悪いギスギスの家庭内暴力ファミリーである。
(戦隊ものの敵もプリキュアの敵もそうなのだが、概して「仲が悪い連中ほどシリアスで、かつ強力な敵というイメージが強くなる傾向がある」ため)


<フォーオトン>
「電磁相互作用」の精霊が変異した万物大統一族。名前はフォトン+お父(と)んから。
家族としての万物大統一族の中では「父」の立ち居地。
外見は、「スーパーサイヤ人化した磯野波平」とでも言うべき、電光を全身に帯びて殆どはげた頭に僅かに残った髪の毛を逆立てた超マッチョ雷親父。
いつも理由も無く激怒しているような性格で、他者を一方的に否定しては叱り飛ばす性格。
拒絶、否定、敵愾心、支配、権威を助長して人間を破滅させる作戦を好む。


<グラビマンマ>
「重力相互作用」の精霊が変異した万物大統一族。名前はグラビトン+ママから。
家族としての万物大統一族の中では「母」の立ち居地。
外見は真っ黒なドレスに重苦しくカールしたボリュームのある髪を揺らす大人の女性。
重苦しくしつっこい性格で、愛情を押し付けたり過剰に干渉したりねちっこく文句を言ったりするモンスターペアレント的性格。
一方通行な感情や執着を助長して人間を破滅させる作戦を好む。


<グルオネーン>
「強い相互作用」の精霊が変異した万物大統一族。名前はグルーオン+お姉ちゃんから。
家族としての万物大統一族の中では「娘・姉」の立ち居地。
劇中では中盤までは登場しないというか、鬼怒川きよらが「グルオネーン」というコードネームで呼ばれていた。
キュアジャスティスからキュアストレングスに変身姿が変更した原因であり、きよらが万物大統一族の一員となるために体に取り込んだ汚染精霊エネルギー、それこそが「本物の」グルオネーン。
きよらが改心し再び正義のプリキュアとなった時に分離し、きよら離脱によって空いた位を埋める形で実体化。
きよらとタタスの怒りの心を吸収した結果、ドラゴンであるタタスの影響を受け、きよらに似た風貌の龍人間とでも言うべき姿をとるようになった。
きよらの心を抉る過去の象徴として立ちはだかるが、同時にきよらの心の影響尾を受けていた為、時に単純な敵としてではない複雑な行動をする。


<ウィーモトン>
「弱い相互作用」の精霊が変異した万物大統一族。名前はウィークボゾン+妹から。
家族としての万物大統一族の中では「娘・妹」の立ち居地。
屍衣めいた白装束を纏った、華奢で可愛くはあるが陰気な印象の風貌をした幼女、という姿をとる。
極めて気弱で能力的にも万物大統一族の中では一番弱いため、しょっちゅう家庭内暴力気味にいびられている。
劣等感や敗北感、無力感をあおることで人間を破滅させる作戦をとる・・・が、気弱な性格で力も弱いため、あまり積極的に出撃はしない。
見るに見かねたきよらが保護していたため、きよらに対して情を抱くようになり、そこからプリキュアたちとの交流が始まる。
グルオネーンと並んで複雑な動きをするキャラクターであり、哀原ねがい/キュアイデア復活の原因となる存在。


<ヴォイトート>
「無」の精霊が変異した万物大統一族。名前はヴォイド+弟から。
家族としての万物大統一族の中では「息子・弟」の立ち居地。
外見は華奢で可愛らしい美少年だが、その性質は万物大統一族の中でもっとも邪悪。
絶望と虚無的な諦め、仕方ないやという隷属の心に流されて行われる悪事をこよなく愛し、あらゆる関係性を否定する存在。
実は「あらゆるものの中に存在する隙間などの無の部分」を操るというとんでもない能力を持ち、他の万物大統一族を影から操っていた真のラスボス。

 

「怪物」
5大幹部それぞれが使う怪物が微妙に異なる。
フォーオトンは誑かした人間が持っていた道具や関係する建物を怪物化させ、怪物の名は「バッカモーン」と呼称。
グラビマンマは誑かした人間をモデルに自分の力を核にコピーとして怪物を作り出し、怪物の名は「ホシーヤミー」と呼称。
グルオネーンは怪物を使役せず(きよらがグルオネーンだった時も、グルオネーンが実体化したときも)直接戦闘を行う。
ウィーモトンは誑かした人間そのものを怪物化させ、怪物の名は「ヒサンダー」と呼称。
ヴォイトートは普段は怪物を使役しないで他の幹部のサポートに徹しているが、本気を出せば他のどの幹部が使う怪物も作り出すことが可能。


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