『カップリング・雪瑠×水奈は有り得ない』
とある休日
鈴璃、美砂希、雪瑠の3人は柾利(と水奈)の家に来て座談会をしていた。
「そういえばユキって、水奈ちゃんには変な事しないよね」
ビクッ
鈴璃の何気ない一言に雪瑠が身震いする。
「あ、たしかにそうですね、ユキちゃんって水奈ちゃんには抱きついたりしませんね」
同意する美砂希
「「なんでだろ(でしょう)」」
疑問を抱く2人、雪瑠が震えはじめる。
「ははは・・・そりゃ、あんな事があればやらないだろうな」
事情を知っているのか、柾利が引きつった笑みを浮かべる。
「え、柾利くん原因知ってるの?」
「あ、ああ、多分このことで間違いない」
「なになに?」
好奇心いっぱいといった表情で柾利に詰め寄る。
ガタガタガタガタ・・・
雪瑠の体が更に震える、まるで思い出したくないと言う様に。
そんな親友(一応)を見ながら、しばらく思考する。
「あ〜、水奈、雪瑠と初めて会ったときのこと覚えてるか?」
「え、えと、あ!ああああっ!!」
突然話を振られて、困惑していた水奈だが意味を理解したのか真っ赤になる。
「ううううう・・・」
雪瑠はもう発狂せんばかりに震えている。
「話すのは正直辛いが、あれは俺が5つの時、水奈が4つの時だった」
〜回想〜
それはある晴れた日
心臓病のため入退院を繰り返していた水奈が久しぶりに帰ってきた時のこと
「水奈、お兄ちゃんちょっとトイレ行ってくるからここを動いちゃダメだぞ」
「うん、おにいちゃん」
柾利と一緒に近所の公園に来ていた水奈は、ベンチの上でトイレに行った柾利を待っていた。
「お日様ポカポカ、あったかいなぁ〜」
のんびりと日向ぼっこしている水奈、そこに
「や〜ん、カワイイーーー!!」
ガバッ
青いフリフリの服を着たツインテールの女の子が抱きついてきた。
「ふぇ?」
一瞬、思考が止まる水奈、そして
「ぃ・・・やぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ちょうど抱きついてきた子の又の間にあった自分の足を思い切り跳ね上げた。
(抽象的表現)カッ・・・キーーーーーーーーーーーン!!!!!
「☆*♂□∞|〜〜!!!!!」
抱きついてきた子が途端に股間を押さえ地面を転げまわる。
「?」
足に当たった感触、途端に悶えはじめた子を見ながら水奈は頭に「?」を浮かべていた。
ビクンッ、ビクンッ、
痙攣を起こし、暫くして女の子(?)は動かなくなった。
「どうした、水奈?」
「お、おにいちゃ〜〜ん」
飛びついてくる水奈を抱きとめ、落ち着くまで頭を撫でる柾利。
その足元には、無惨にも白目を向いた女の子(?)が転がっていた。
〜回想・了〜
「「うわっ・・・」」
「あの後、その子がパステリオン、雪瑠だと知って慌てて治癒魔法で治したんだ」
「□×∞|←_$ーーーーーーーーー!!!!!!」
話し終えた途端、雪瑠が奇声を上げてぶっ倒れた。
「余程痛かったんだろうな、あれ以来ユキが水奈に変なことをすることは無かった」
「そんなに酷かったの?」
「潰れてたからな・・・男にとってあれ以上の痛みは無い!」
珍しく柾利が力説する、同性としてこの痛みを知っている故に。
「まぁ、それから俺とユキは仲良くなったんだけどな」
一応最後は綺麗にまとめる。
予断だが、その後海外に渡った水奈は、何度かペド野郎に襲われかけ・・・
その度に、そいつ等を性転換させたという。