マシンロボ クロノスの大逆襲
ロボットアニメなのかヒーローものなのか判断に苦しむ(主人公達が機械生命体という特異な設定のせい。これは本来玩具とのタイアップで、予告編などでそのような事情が散見される)が、とにかくいろんな意味でアニメ歴史に残るかもしれない作品。
漫画の「企業戦士YAMAZAKI」特撮の「快傑ズバット」時代劇の「水戸黄門」に匹敵する、「偉大なパターンドラマ」。
偉大な、がつくのは「パターンだけど面白すぎる」作品であること。超エネルギー・ハイリピードの秘密を狙い「狼の紋章」を探す悪の軍団ギャンドラーと主人公達の戦いという基本的展開ながら、とにかくキャラクター・・・特に主役・ロム=ストールがむやみやたらと熱い漢であるが故に物語は盛り上がる。
その決め台詞、登場台詞・・・見得の切り方などもう天下一品。
「悪しき心を抱く者には真実の光をまともに見ることは出来ん…嘘を突き刺す光…人、それを『誠』と言う!」
「力と己の欲のみでいつまでも人の心を惑わせると思うな! 固く握り合った手は暴力では離れない! 人、それを『絆』と言う!」
「戦いのむなしさを知らぬ愚かな者達よ! 戦いは愛する物を助けるためにのみ許される!その勝利のために我が身を捨てる勇気を持つ者!人、それを『英雄』と言う!!」
「神を信じて生きている人々を欺き、真実を虚偽に塗り替える悪魔達!たとえ神があらわれずとも、いつか必ず心ある者が神に代わって悪を裁く!人、それを『天誅』と言う!」
「人は誰でも宇宙を動かせるほど無限の力を秘めている…しかしその力を破壊と殺戮に使おうとする者もいるだろう…創造に使うか、破壊に使うかは人に委ねられた最後の選択なのだ…あらゆる生命の源である光を絶やすまいとする心…人、それを『愛情』と言う!」
などなど、とても全部は列挙できないが・・・触ったら焦げそうなくらいの熱さは伝わってくると思う。
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