魔法遊戯
ネット上で放映されたアニメ。ただし3DCGで描かれたOVAも存在する。
「あずまんが大王」のあずまきよひこデザインの可愛い魔法少女が沢山登場するお気楽ギャグアニメ・・・とは見せかけ!ダミー!ブラフ!フェイク!デコイ!寄せ餌!擬態!上っ面!引っ掛け!すなわちそうではないっ!
一見そのように見えながら、基本となる設定・世界観は滅茶苦茶えぐい。
「魔女っ子」と呼ばれる、地球に派遣されるエリート。それは次世代の女王・権力への道でもあるが故に、激しく、醜く争われる。
目立つための過度の差別化、策謀、ライバルの蹴落とし。
事実慈愛の仮面を被る現女王プリルン(外道だけど元魔女っ子なんで名前は可愛い)も、過去にはやはり幾人もの血で魔法のステッキを(というのがある意味物凄くギャップのある絵面)染めた。
その敗北者の一人、ノノノン。プリルンを友達と信じた彼女、だがそれもすべて女王となるための戦いでライバルを消すための策略。
だまし討ちを食らい顔に一生消えない傷を負ったノノノンは敗北し、負けを認める証として魔法を封じざるを得なかった。
ノノノン(幼)「プリルン・・・友達だと、思っていたのに・・・っ!」(毒ガスを吸わされて意識朦朧、雪の積もる大地に倒れ付して、必死に)
プリルン(幼)「友達?そんな下らないものを信じていたのは、貴方だけよ。」(にやりと笑う。そしてバトンの尖った柄をノノノンの眉間に振り下ろす)
そして、時は流れ。首尾よく女王になったプリルンへの復讐のため、「暗闇の牙」「殺人鮫」「破壊の魔女」いくつものとおり名を持つ凶悪なテロリストとして、町々を壊し戦い続けるノノノン。
そんな折、彼女の前に一人のオンナノコが現れた。無垢で純粋でどんくさくてちょっとお馬鹿、同郷の田舎者、昔の彼女と同じ魔女っ子を目指す、そして裏の汚さを何も知らない少女パドドゥ。
ノノノン「夢なんか捨てちまえ」(挑発するように)
パドドゥ「夢を捨たから、人に追われるようなそんな人間になってしまったんですよ!」(むきになって)
ノノノン「夢を捨てなきゃ、とっくの昔に死んでたよ・・・」(どこか寂しげに)
ノノノン「魔女っ子ってぇのは、たとえ友達であっても戦って蹴落とさなきゃならないんだよ。下らない夢なんて捨てて、田舎で大人しく暮らしな」(いらだたしげに)
パドドゥ「分かりません。魔女っ子は、人に夢を与えるものだと思います。その魔女っ子が友達と戦わなきゃならないなんて・・・信じられません」(やや動揺したような、否定しようとしているような)
ノノノン(「自分の場合」を回想、そして笑う)「ははははっ、いいよ、いい。そのお気楽頭で、せいぜいがんばるんだな」
ノノノン「命乞いでもしたらどうだ。魔法を封じれば、命は助かるかもしれんぞ」(試すかのように)
パドドゥ「そんなの出来ません。」
ノノンン「怖くないのか」
パドドゥ「怖いですよ、でも、でもここでそんなことしたら、助かったとしても、どうしていいばいいか分からなくなってしまいます。私は魔女っ子になりたいんです。ずーっとそう思ってきたんです。その想いが・・・消えちゃうじゃないですか。怖いけど何とか乗り越えれば、何とか・・・なりますっ!」(必死に・・・すごく必死に)
ギャグで希釈されて入るが、抜き出すべきところを抜き出せば凄くハード。
だからある、意外なまでの面白さ。
・・・未完だけど・・・
だが、いやだからこそ。ふふふ・・・以下、続く(どこに!?)