人造人間ハカイダー
・・・劇場版の、いや、TV含めた全ての等身大ヒーロー特撮の中でも、一、二を争う傑作と我が輩は判断する。
元々「ハカイダー」というキャラクターは、「人造人間キカイダー」の中に登場するライバルキャラクターであり、その手のキャラクターの先駆となった存在であるが、この「人造人間ハカイダー」は、それとは余り関係がない。
ハカイダーというキャラの魅力だけを厳選抽出し、それに更に新たな魅力を付加した、全く別のダークヒーローなのだ。
映画的にはこの新ハカイダーの魅力を中核にすえ、人の思考の自由すら脳にチップを埋めて奪ってしまう管理社会という舞台、自分を絶対正義と確信し振る舞う傲慢な敵・・・
それをハカイダーが、無力なレジスタンスの少女の願いを受け、徹底的に「破壊」する!!その破壊は、ある意味での解放と言ってもいいだろう。
「お前が正義なら・・・俺は、悪だ!」
そう言い切って行動できる、行動するハカイダーには、まさに何者にも媚びることのない孤高の「男らしさ」が静かに漂っている。

もう、とにかく主役の魅力の大事さを痛感する作品だ。

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