七星闘神ガイファード
最近DVD化された「超光戦士シャンゼリオン」とほぼ同時代の作品。向こうがギャグ込みのヒーローものとしての怪作ならば、こちらは正統派ヒーローものの傑作。
全二十六話と特撮ものとしては話数が少ないが、それはこの作品の密度が極めて高いことの証明でもある。この話数で三部構成、その間特撮ものの魅力たる敵キャラクターにしてもガイボーグ、ミューティアン、メタルファード、ガイアソルジャーと様々な種類が次々登場し、そしてそれぞれがデザイン的に際立った特徴を持っていて面白く、また大元たる敵組織・クラウンもその軍事的・作戦描写、幹部同士の軋轢などもリアルに描写されている。
主人公・ガイファードのデザインも銀と赤というウルトラマン的配色と、強殖装甲ガイバーを思わせる生物的デザインが高度に融合され、機械式サイボーグに生体強化用の寄生生物が融合し偶然誕生し、それに加え習得した拳王流拳法の技が使えるという設定も凄く格好いい。そしてそのライバルにして兄・デスファードも黒と銀というガイファードがウルトラマンならばその仇敵・宇宙恐竜ゼットンを髣髴させる色使い。
さらに敵味方が用いる必殺技、クラウンの偵察装置コマンドサテライトなど、当時としては随分CGを多用しており、映像もよく纏められている。
この作品も早くDVD化されないだろうか?
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