そのとたん、あたりが閃光に包まれた。
どういう仕掛けか、どういうものが詰まっているかは分からないが、とにかくセロケースが爆発したのだ。
その規模は、ほぼ核爆発級。日本をはじめとするアジア共同体が調査に向かったが、結局原因は今もって不明。
もっとも肝心なことは、この爆発によって、トヴァたちの人口島「海の家」が吹き飛んでしまったこと。地図に無かった島は、本当に消えてしまったのだ。
こうして、著者さえも予期しなかったのだが、run
rabbit junkシリーズは幕を閉じることになる。
はなはだ不本意だけど、まぁ、あなたが選んだ結末なのだから、よしとするか・・・。
おしまい