ガメラシリーズ平成三部作

1990年代作品では確実に最高の特撮であり、かつ二十一世紀の現在(2004年5月)であっても第一級、否シリーズとしてみるのであればやはり未だ日本最高の、いや下手すれば世界最高の特撮映画シリーズであるといえる。

第一作である「ガメラ」はそれまでの特撮、ことに平成ゴジラVSシリーズがややマンネリ的になっていたところにあまりに鮮烈に現れ、巧みなCGと怪獣の巨大感を強調するミニチュア作成など、それまでの怪獣映画に対する革命といっていい出来であった。

第二作目である「ガメラ2レギオン襲来」は映像美をさらに強化しつつも同時に怪獣という存在との闘争をシミュレートしたSFとして脚本を洗練した。
怪獣を題材とした特撮映画で初めて日本SF協会の星雲賞をとったのも頷ける。

第三作目の「ガメラ3邪神覚醒」も、伝奇モノっぽくシフトしながらも同時に「怪獣が戦うということ」を極限まで突き詰めた脚本・映像を作り上げた。


これから二十一世紀の特撮を作り上げていく中で、忘れることの出来ない「二十世紀最高傑作」である。

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