天空のエスカフローネ(及び劇場版「エスカフローネ」)
綺麗な印象を受けるファンタジーロボットアニメ。絵柄など少女漫画的な印象が強く、事実ストーリー・キャラクターにも気になりすぎるほどではないがそういう要素が多い。
鎧型ロボット「ガイメレフ」同士の戦いは流れるような動きと重厚さをうまく共存させており、デザインもいずれ劣らず秀逸。さらにガイメレフだけではなく、人間の兵士同士の戦いもしっかり描かれているところは「ダンバイン」より「ガリアン」を思わせ、リアリティを感じる。
その一方で戦闘時の人の狂気と死と恐怖を案外と丁寧に描写しており(特に敵のディランドゥ・アルバタウ。イカレた感じのセリフ回しと、表情と、そのあまりにあけずけな悲鳴はちょっと凄みがある)、なかなか綺麗だけではない。
相反しそうな複数の要素をギリギリのバランスでしっかりと確保・連結しており、確信的革新型秀作と言えよう。
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