デビルマンレディー

・・・我輩にとってデビルマンレディーといえばあくまでアニメ版のほうであり、過去の遺産の食い潰しでしかない原作なぞ知らん。(そもそも永井豪の漫画ってどれもこれも原作よりアニメのほうが・・・って、それは言いすぎか。そもそもデビルマンレディーの元となったデビルマンはその原作漫画の強烈さこそが究極。バイオレンスジャックも同じ感覚。けっこう仮面やハレンチ学園などの下品系については詳しいことは知らないので何もいえないが)

・・・話が永井豪論になりかかったので、強引に一旦打ち切って戻す。

ホラー・ダークヒロインアニメ。良質であり独特。かっこよく、おぞましく、艶っぽい。原作デビルマンレディーというよりはむしろデビルマンそのものの原作の本質に近づいている。

悪魔狩り、人類同盟、アンダーグラウンドガールズ。悪魔の群れ集うクルゼイダーズ。自分の力を制御できず、理性が獣性に翻弄される主人公、不動ジュン。大人しげな実質と、獣の変化。歪んだ愛。神になろうとした女。愛する人と同じ悪魔になろうとした少女。

キーワードを抜き出しても闇的な雰囲気が湧き出てくるほどに、濃く深い闇の・恐怖の・歪みの・・・その中を翻弄される「人」のドラマ。

原作デビルマンを、「超えた」アニメだ。

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