企業戦士YAMAZAKI

ビジネス成功率100%派遣社員、山崎宅郎。その実体は過労死しながらも認定されず、残された家族にせめてより多くのお金を残すため、他社に派遣された自分と同じ死体蘇生のサイボーグと戦っていく「企業戦士(ビジネスコマンドー)」。これはそんな企業戦士YAMAZAKIの、ビジネスと戦いの日々の物語である。

山崎が窮地の会社に派遣され、起死回生のビジネスプランを立てていき、その過程でこの国のビジネスの病理や、会社に生きる様々な人間同士のドラマと向き合い、克服していき、それを妨害しようとする敵ビジネスコマンドーと対決。

・・・という基本的な展開は毎回の骨子として同一ながら、それでもこの作品は(古い作品であり今と若干状況・ことに商品展開が異なるという問題点があろうとも!)堂々たる感動の良作である。

それはなぜか。

パターンドラマにおいてはそれが良作たるには繰り返しを超えて、いや繰り返されるからこそ生まれる、魂に響く感動が必要不可欠である。

この作品には、それがある。

例え繰り返されようと、決して古びることも、陳腐になることも無い。我々の歩む道の僅か先に存在し、輝きながら行く手を指し示す、よき夢。すなわち、未来たるヒーロー。

山崎宅郎には、それがある。

一聞の価値がある。彼の、言葉は。

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