魔法騎士レイアース

 

それは、我が輩がまだ高校生だった時の出来事。

我が輩「なあ、しーちゃん(注・友人。漫画家を目指していて、我が配意に多大な影響を与えた)。」

しーちゃん「何?」

我が輩「魔法騎士レイアースって・・・ロボットアニメだったんだな」

どんがらがっしゃあああん!

しーちゃん、転倒。

 

ええと、どういう状況なのかというと。

しーちゃんがレイアースのファンでな。対して我が輩は「キャラ萌え邪道!男が少女漫画読めるか!」
という硬派。

そんなとき、たまたまケーブルテレビで入っていたレイアースを目撃したのが、第一部ラスト・巨大ロボットでの戦闘
シーンだったのである。

で・・・結構気に入ってしまったんだわ、これが。「友人が好きだと言っていたから」警戒感がゆるんでいた、というか
「見てもいいだろう」という感じで。

主人公達の乗るロボット(魔神と書いてマシンと読む、実はロボットではない)や敵のFTO・GTO等のロボットや戦艦N
SXなどのデザインがかなり気に入ったのもあるが、(むくつけき体格で奇妙な舞を踊り、声が操る王女の声そのもの
という訳の分からないジンとか、巨大サンユンとかギャグっぽいのも好き)

その「一見正統派のようでけっこうひねくれた設定」も、気に入った要素の一つである。

レイアースの舞台、セフィーロの特殊性、人の恐れの心から魔物が生まれるという設定や、「はてしない物
語」のファンタージェンに類似した「王が統治ではなく生命力の配信を行う一種象徴的存在」でありながらもう
一歩ふみこみ、ただ一人で世界を背負わなければならない者の孤独にふれ、そこから最後の敵は、助けると誓った
存在、という悲劇へと導いたり、とか、「正義の味方と呼ばれる少女の心の闇からきた」ノヴァとか。

特にノヴァは屈折していて、それでいてしっかり「主人公と似ているようで正反対な姿」とか、「テーマソング」とか、
「主人公に対する狂的な執着」とか、ライバル的要素を満たしていて、原作には登場しないのには驚いた。
(原作と言えばこの作品、漫画とアニメで随分ラストが違うが、我が輩としては両者を混ぜればちょうどいい
ような気がする。イーグルは原作のように生かしておいた方がいいし、アニメ版の方が「人々の心の変化」が書かれて
いるので)

なんにせよ、その後のいろんなきっかけになってしまった(汗)

そのほかの過ちも見る。