■戦姫絶唱シンフォギアORE■
第一期:「F(ファースト)」
二号聖遺物適合者・灰条 胡桃は過去と拳に傷持つ少女である。彼女とその友人を殺したノイズは超古代文明による特殊災害である。彼女はノイズ対策を行う国際組織WILD(ワールド・インテリジェンス・ラボラトエリー・トゥ・デッドリーディザスター)の一員となり、ノイズと戦うのだッ!
・・・だが、それはすべて、後に「ファ-ストスタンド事件」と呼ばれる戦いへの序曲でしかなかったのであるッ!

一号聖遺物:アースガルズ
適合者:楽市 林檎
「僕の歌は、まがいもの。僕の心に勇気はない。だけど、僕が嘘をつき続けなければ、人が悲しみ、人が死ぬ。だから、僕は嘘をつき続けないと。僕自身にも。」
【英雄たりえぬ者、醜の御盾】。外見は、ショートヘアでボーイッシュなかっこいい女の子で、普段も凛とした言動を特徴とし、女性に強い人気を持つアイドル歌手。そして、LINKERを必要とする低いレベルとはいえWILD初の適合者であり、アスガルドの城壁を聖遺物とするシンフォギア奏者。防御力に特化した力と、変身時にヘッドギアと放熱索がツーサイドトップに見えるのが特徴。
外面には理想的に振る舞おうとしているが、内心は本当はとても気弱で、歌手として戦士としてのプレッシャーと苦痛と恐怖に怯え、己を偽物と蔑んでいた。
が、上記の台詞に胡桃が「それはもう、勇気ですよ。それに気づいていないだけで」といって励ましたことをきっかけに弱さを克服していく。歌手としても最初はソロであったが、後に胡桃達とバンドをくんでいった。

二号聖遺物:無銘(ヴィーサル)
適合者:灰条 胡桃
「私は間に合いたい、今度こそッ!」
【偽物の英雄】。拳を握ることすらできなそうと言われるほどたおやかな印象の少女。三つ編みで黒髪、本来なら快活そうな顔立ちだが一見すると上品そうな物腰と表情。
実は、南米の小独裁国家バルベルデ共和国で働いていたNGO職員の娘で中学生時代すでにプロの兵士をも倒すほどの空手の達人だったが、テロ事件に巻き込まれその中で抵抗した結果無惨な結果となり腕の神経を損傷、拳を握れなくなった過去がある。
その後救出され両親を失った事もあって日本に帰り、それによりりディアン女学院に在籍。ニナと友達になり音楽の道に進み、林檎の歌に憧れるも、ライブ会場を襲ったノイズの襲撃を受ける。
ニナを守ろうと奮闘するもむなしくニナは倒れ自身も瀕死となったところで、両親の形見として身に付けていた聖遺物(これに関しては後日両親がWILDの外部団体関係者であった事実が語られ、さらに深く触れられる第二期・Xの伏線となる)を起動させた(ただし比較的適合指数が高いとはいえ不完全であり、初回行こうは定期的にLINKER接種を行う必要がある)
当初正体不明であった聖遺物は北欧神話のラグナロクでフェンリルの顎を踏み砕き討ち取ったオーディンの子ヴィーサルの名もなき靴。出来ることがないかも知れなくても駆けつけることは出来る筈と、辛い経験を振りきる為に突っ走る胡桃の意志に答えるように無双の脚力を彼女に与える。そして力を得たことで火のついた、穏やかそうな外面の中にあった熱さは、危なっかしいながらも多くの人の心を変えていく事になる。

三号複合聖遺物:ブリューナク
適合者:ニナ・メイ
「胡桃、胡桃・・・胡桃ッ!」
【英雄たらんとする者】。金髪で、鳥のはねのようにふわっとした髪型。胡桃の親友で、日頃弱々しく見える彼女を庇護するように振る舞う勝ち気な少女。ライブ会場ノイズ襲撃事件で実際には乙女の強さや過去を知らなかったことに衝撃を受け、直後に死亡・・・したかと思われていたが、その後ファーストによって改造され融合適合者となる。
三号聖遺物ブリューナクは、ケルトの光神ルーの槍とされるが実際には複数の伝承の槍が入り交じったものであるとされることから名付けられた、複数の不完全聖遺物の残骸を人体に埋め込むことで融合させた代物。
そのため槍めいた銃身やミサイルから様々な能力を発射出来るが、肉体を蝕むのと、ニナ自身快活勝気で運動神経はあったが武の心得があったわけではない子とから会費力などに問題を有する。
当初はファーストに操られ暗躍していたが胡桃への思いから暴走、胡桃に助けられ、最終的には共に戦う仲間となった。しばしばメンテナンスを必要とし、サイボーグ戦士的に描写される。胡桃の事が好き過ぎる系少女。

四号聖遺物:トゥプシマティ
適合者:火野 晶=ファースト・スタンド
「はじまりのうたを、ここに。愛しい子供達よ。」
「子供はいつも、大人を越えていくもの・・・ですか。」
【英雄だったもの】。表向きはWILDの体調、火野晶。神父を思わせる禁欲的な印象の男性で、類い希な身体能力を持つ大人。
その正体はいにしえに異星人カストディアンと地球超古代文明人ルル・アメルの仲介を勤め、ルル・アメルを愛しその側についたカストディアン、ファースト・スタンド。カストディアンと共にあった時代のルル・アメルを愛し、ノイズ災害や人の世の争いを憂い、そのために「人間を過去へと戻す」
すなわち、現在の人間の精神とその文明をすべて抹消し全人類をルル・アメルに作り替えるという狂気の陰謀を推し進めていた。最後はビシュヘーンラーと融合して胡桃達と戦うも敗北、己が過ちを悟り三人を祝福することでその体を癒し消滅した。

五号完全聖遺物:ビシュヘーンラー
適合者:自律型完全聖遺物。
聖書に語られる、神が人を試す為に苛むのに用いた「嫌な腫れ物」。ルル・アメルがノイズを作り出す際に基としたカストディアンの兵器で、人間の存在を作り替える力を持ち人をノイズにすることも可能な怪物。これを用いファースト・スタンドはバラルの災い以前の純粋なルル・アメルを取り戻そうとした。複数の腕と翼を持つ青ざめた色をした魔王じみた怪物の姿をとる。

第二期:「X(クロス)」
「ファーストスタンド事件」より半年後。ノイズ発生の歴史的な停止により、平和は訪れた、かに思えた。だが、平和はあっけなく砕け散る。再びのノイズの出現、そして【カストディアンの後継者】ARMS(アドヴァンスド・ルルアメル・マスタ-ズ・サクセサー=ルルアメルの主、すなわちカストディアンを継ぐ者)を名乗る、シンフォギア奏者を指導者とする武装集団の蜂起。各地を制圧し、テロを繰り返すARMSに対し、少女達は立ち向かう事になる。
WILDとARMS、二つの思いが交差(クロス)する時、第二の戦い「クロス事変」が始まるッ!

六号聖遺物・グルザイガウザール
適合者:ジェシー・カスケード
「唯の優しさ等何の役にも立ちはしない。時代は覇道を必要としているのだ。胡桃、お前も知った筈だ。夢も歌も人の命も無意味で軽いものだと。あの、バル・ベルデで!」
【覇道の英雄】。シンフォギア奏者武装組織ARMSの首領にしてバル・ベルデ革命政府の第一同志。
灰銀の挑発と赤いジャケットがトレードマークの、猛々しいが美しい容姿をした長身の美少女。同国においてクーデターで政権を掌握し全世界に宣戦布告。ノイズを操り歌をもって人を死兵とするほどのカリスマを持ち、月落下の再発をちらつかせることで大国への抑止力としながらある目的のためにWILDに戦いを仕掛けてきた。
完全適合者であり連続絶唱をものともせず生身でも軍の暗殺部隊を退ける圧倒的戦闘力を持ち、歌を戦争に使うWILDとは真逆の存在。
その正体は内戦中のバル・ベルデで胡桃と共に生きていた元難民の実験対であり、独裁国家で行うことで隠蔽されていた超古代文明の非人道的研究において、完全適合者として人工適合者作成研究などに晒されまた人間兵器として訓練されていた存在。だが、不屈の意志と力で反逆、同じ実験対であるクラリスととにあxを従えて決起した。
故にその真の目的は真実の告発、そして戦いと独自の研究のなかで気づいた「更なる事態(カストディアンの帰還)」への警告であった。そのために、外見は独裁国家による侵略とテロと見せかけ、隠蔽されようとしていた各国の施設を破壊活動でカムフラージュしながら襲撃し証拠を集めていた。

七号聖遺物:カーヴェ
適合者:クラリス・アヴィル
「貴女のために死ねるのは、貴女がいないと、どうしていいかわからないから。」
【英雄が生む罪】。南米先住民風の容姿で、かつ知的で真面目そうな印象の少女。「カストディアンの力によるルル・アメルへの絶対命令権による」と対外宣伝するARMSのノイズ制御能力の正体であるノイズ制御用シンフォギア・カーヴェの奏者。ノイズだけではなく他のシンフォギアへの干渉や支援も可能(むしろそちらが本来の用途)。
ジェシーと同じ研究所に実験対として囚われていてジェシーによって解放された為に、ジェシーに強すぎる忠誠心を持つ・・・そのため、ニナと「ジェシーと胡桃の良いところの言い合い」になると止まらなくなって周囲に呆れられるほど。
それゆえに少しでもジェシーの力になろうとする余りジェシーに知らせず独断で手を打ったり自己犠牲的な振る舞いをしたりすることもしばしば。しかし己の忠誠心が依存に近いものであることを痛感しており、それでも憧れる事すがる事を止められない自分に「ジェシーに囚われてしまった」と、客観視しながら愛憎のような複雑な感情も同時に抱く事になり、それをトニアニ利用される事に。
最終的にARMSの奏者の唯一の生き残りとなり、様々な思いに踏ん切りをつけ、WILDの一員として罪滅ぼしのために活動する事になる。

八号聖遺物:ラクシュ
適合者:トニア・アーメンガード
「助けに来たよっ、任せて☆」
「げーっひゃっひゃっひゃひゃあ!子供じみた英雄幻想なんて、ぶっ潰してあげないとぬぇえええええええっ!!」
【英雄を憎む悪】。クラリスと同じく実験体として囚われていてジェシーに救出され従う少女、ピンクのツインテール、愛らしい容姿と子供っぽくかわわいい言動・・・と見せかけて、その招待はWILDバル・ベルデ支部研究員トニー・キャピトルにして、ルル・アメルの歪んだ生き残り。データを改竄しもともと自らを実験体と見せかけていたが、実際には実験体による成果を自らに適用し適合者となった、顔芸に長けたゲスロリ。それゆえに男性研究員と女性実験体としての二つの名を持つ。なお、元々女性だったのか実験成果を自らに適用した結果女性化したのかは・・・謎です。
隠然たる力を持つ実力者ではあるが各国政府との取引と打算の上に存在している小物。古代から人類の間に存在し続ける「突出した輝ける存在、英雄への嫉妬心」の化身のような性格で、各国政府の「野生ノイズ消滅後のシンフォギア奏者の抹殺」「ノイズの兵器利用」等を利用し代理人となることで暗躍し、最終的には計画とWILDを支配する事でそれにより改めて人類野浦からの支配者となる「X(クロス)計画」を画策していた。
聖遺物落手は巨大な可変追加パーツを特徴としており、それがバイクや飛行ユニット、四肢を拡張する追加外骨格等様々に変形する能力を有する。最終決戦においてはカーヴェとグルザイガウザルを取り込んで「新完全聖遺物アストワト・ウルタ」と称する光の巨人へと変貌するがジェシーの命を捨てた超絶唱によりクラリスがカーヴェの支配権を奪い返したことがきっかけとなり最後まで悪あがきを続けるも敗北、人間存在を軽侮罵倒する恨み言を残しながら消滅した。

第三期:「OB(オフビート)」
「クロス事変」より半年。トニー・キャピトルの手によって放たれたノイズの掃討とノイズ兵器利用の監視を行っていたWILDに、新たな事態が降りかかる。
知性を有する亜人型ノイズ「オフビートノイズ(OBノイズ)」の出現である。それら自信人類と敵対するか共存するかにおいて内紛するOBノイズに対しどうするべきなのか、そして迫り来るカストディアンの帰還・・・
WILD最後の戦いが今幕を開けるッ!

九号完全聖遺物:アジダハーカ
適合者:ラギュオ
「コレ(一人称)は、種族の運命を背負ってるんだよ!」
【OBノイズの英雄】。幾何学的で無機質な白黒の衣装に黄色い宝玉状のアクセサリを帯び、折れ曲がった角のような冠を被った小柄な少女の姿をしたOBノイズ。ノイズでありながらシンフォギアを使用できる最上位存在(シンフォギアを使用できないが人型で知性を持つOBノイズは他にも登場する)。
聖遺物アジダハーカを使用すると妖艶な大人の姿となる。悪神に使役される魔竜の名を関するだけあって強力であり、エネルギー吸収、バリア、テレポート、破壊光線等様々な力を持つ。OBノイズという種族を守るべく、人間、そしてラギュラと戦う。獰猛で凶悪なようだが、同胞愛が強く面倒見がよく、愚かな同胞(ノイズ)をなんとかしたいと思っている。

十号完全聖遺物:クゥルナフ
適合者:ラギュラ
「ワタシ、キライ、アラソイ。」
「ワタシ、キライ・・・スベテ」
【ヒトの→カストディアンの英雄】。ラギュオと殆ど同一の姿をしたOBノイズ。聖遺物クゥルナフは光と情報を操り、ハッキングや他のシンフォギアの活性化・沈静化を行うことが出来るカーヴェに似た支援型。当初人間の味方として振る舞っていたが自分達も自分達を作り出したルル・アメルとそれに連なる人間もその愚かしさを呪っており、OBノイズと人間達を滅ぼすべく、カストディアンに接触する。口調は無機質だが優しく知的なように見えて、冷笑的で自己嫌悪的。
しかし、カストディアンの接触は、彼女にも予想できない驚愕の結末を迎えることになる。

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